阿含・桐山杯中国囲棋快棋公開戦

阿含・桐山杯中国囲棋快棋公開戦

阿含・桐山杯中国囲棋快棋公開戦は、中国で1999年に創設された囲碁の棋戦です。この棋戦の最大の特徴は、プロ棋士だけでなくアマチュア棋士も参加する、中国国内で唯一のプロアマ混合棋戦であるという点です。

概要

主催: 中国棋院、中国国際友好連絡会
協力: 中国中央電視台
賛助: 阿含宗桐山靖雄
組織委員会: 名誉顧問に桐山靖雄、顧問に陳祖徳、王軍、沈衛平、藍暁石、屠銘徳、主席に王汝南が名を連ねています。
優勝賞金: 20万元

優勝者には、日本の阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦の優勝者との間で、阿含・桐山杯日中決戦への出場資格が与えられます。

2020年はコロナ禍の影響で中止となりましたが、2021年には第22回大会が成都市で開催され、成都市体育局、成都市武侯区人民政府、四川省囲棋教会の協力のもと、盛大に開催されました。

試合方式

出場資格を持つのは、中国囲棋協会のプロ棋士、そしてアマチュア棋士です。大会は、まずアマチュア予選を勝ち抜いた16名と、プロ棋士ランキング120位以内のシード棋士8名を除くプロ棋士128名によるトーナメント戦が行われます。このトーナメント戦の勝者8名が、シード棋士8名と合流し、計16名による決勝トーナメントで優勝を争います。

持ち時間は一手30秒、1分単位で10分の考慮時間が与えられます。秒読みの中でのスピーディーな判断が勝敗を分ける、見応えのある対局が繰り広げられます。

歴代優勝者

以下に、歴代の優勝者と決勝戦の結果を示します（左側が優勝者です）。

1999年: 馬暁春 - 周鶴洋
2000年: 周鶴洋 - 邵煒剛
2001年: 劉菁 - 馬暁春
2002年: 兪斌 - 黄奕中
2003年: 古力 - 孔傑
2004年: 周鶴洋 - 邵煒剛
2005年: 古力 - 邱峻
2006年: 劉星 - 羅洗河
2007年: 劉星 - 孔傑
2008年: 古力 - 常昊
2009年: 孫騰宇 - 朴文尭
2010年: 邱峻 - 常昊
2011年: 朴文尭 - 陳耀燁
2012年: 古力 - 周睿羊
2013年: 連笑 - 范廷鈺
2014年: 柯潔 - 唐韋星
2015年: 黄雲嵩 - 陳耀燁
2016年: 柯潔 - 陳耀燁
2017年: 柁嘉熹 - 柯潔
2018年: 辜梓豪 - 范廷鈺
2019年: 范廷鈺 - 柁嘉熹
2021年: 辜梓豪 - 黄雲嵩
2022年: 李欽誠 - 謝爾豪
2023年: 楊鼎新 - 辜梓豪
2024年: 陳梓健 – 戎毅

関連項目

阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦（日本）

外部リンク

中国棋牌网「阿含桐山杯历届冠亚军」
中国棋牌網「第16届阿含・桐山杯中国围棋快棋公开赛」
新浪体育「第21届阿含桐山杯中国快棋公开赛」2019.9.12
* 新浪体育「阿含桐山杯决赛两王相争 辜梓豪速胜黄云嵩」2021.12.6

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