1976年モントリオールオリンピックの日本選手団

1976年モントリオールオリンピックの日本選手団

1976年にカナダのモントリオールで開催されたオリンピックにおいて、日本は213人の選手と55人の役員からなる選手団を派遣しました。本大会の主将は加藤沢男、旗手は猫田勝敏が務め、結団式は7月7日に岸記念体育会館で行われ、解団式は8月5日に同じ会場で開催されました。

メダル獲得

日本選手団は、見事に複数のメダルを獲得しました。

金メダル:

• - 体操男子団体: 加藤沢男、塚原光男、監物永三、藤本俊、五十嵐久人、梶山広司
• - 体操男子種目別平行棒: 加藤沢男
• - 体操男子種目別鉄棒: 塚原光男
• - 柔道男子軽重量級: 二宮和弘
• - 柔道男子中量級: 園田勇
• - バレーボール女子: 飯田高子、岡本真理子、前田悦智子、白井貴子、加藤きよみ、荒木田裕子、金坂克子、吉田真理子、高柳昌子、松田紀子、矢野広美、横山樹理
• - レスリングフリースタイル男子52kg級: 高田裕司
• - レスリングフリースタイル男子74kg級: 伊達治一郎
• - 柔道男子無差別級: 上村春樹

銀メダル:

• - 体操男子個人総合: 加藤沢男
• - 体操男子種目別あん馬: 監物永三
• - 体操男子種目別跳馬: 塚原光男
• - 体操男子種目別鉄棒: 監物永三
• - 柔道男子軽中量級: 蔵本孝二
• - アーチェリー男子個人: 道永宏

銅メダル:

• - 体操男子個人総合: 塚原光男
• - 体操男子種目別跳馬: 梶山広司
• - 体操男子種目別平行棒: 塚原光男
• - レスリングフリースタイル男子48kg級: 工藤章
• - レスリングフリースタイル男子57kg級: 荒井政雄
• - レスリングフリースタイル男子68kg級: 菅原弥三郎
• - レスリンググレコローマンスタイル男子52kg級: 平山紘一郎
• - ウエイトリフティング男子バンタム級: 安藤謙吉
• - ウエイトリフティング男子フェザー級: 平井一正
• - 柔道男子重量級: 遠藤純男

各競技の成績

日本選手団は、様々な競技に参加しました。競泳では原秀章が男子100mバタフライで7位、女子では稲葉和世が女子4×100mメドレーリレーで7位に入賞しました。

体操では加藤沢男が個人種目で優れた成績を収め、特に男子団体競技で金メダルを獲得しました。レスリングでは、伊達治一郎が男子74kg級で金メダル、工藤章がフリースタイル48kg級で銅メダルを獲得しています。

監督・コーチ

日本選手団の指導陣も強力です。体操は監督の竹本正男がチームを指導し、選手たちのパフォーマンスを最大限引き出しました。他の競技においても、各種目の専門家が選手たちに必要な訓練と戦略を提供しました。

本大会は、日本陣営にとって成功を収め、国内外でのアスリートたちのさらなる成長が期待される良い機会となりました。また、選手たちの健闘と成果は、後の大会に向けた貴重な経験となりました。今大会を経て日本のスポーツ界は新たな挑戦へと向かうことになるでしょう。

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