BEST OF WANDS HISTORY

WANDSの軌跡を辿る珠玉のベスト盤『BEST OF WANDS HISTORY』

2000年6月9日、B-Gram RECORDSよりリリースされたWANDSのベストアルバム『BEST OF WANDS HISTORY』は、バンドの歴史を凝縮した、まさに決定版と言える1枚です。

本作は、WANDSの第1期から第3期までのシングル楽曲を中心に収録。全曲がリマスタリングされ、クリアでパワフルなサウンドで蘇っています。さらに、初回限定盤には、スペシャルなBOXケースが付属。通常版とは異なるブックレット仕様となっており、コレクター心をくすぐる、こだわりのアイテムです。

収録楽曲は、WANDSを代表する数々のヒット曲に加え、ファン垂涎のレア音源も収録。特に注目すべきは、1993年12月に行われたビデオ・シューティングギグの音源であるライブバージョン「世界中の誰よりきっと」でしょう。1番のみの収録ではありますが、当時の熱気と迫力が感じられる貴重なトラックです。また、これまで未発表だった楽曲「太陽のため息」が初CD化されています。1995年発売のアルバム『PIECE OF MY SOUL』制作時頃のレコーディングで、青山純（ドラムス）、渡辺直樹（ベース）、DIMENSION小野塚晃（キーボード）といった豪華メンバーが参加している点もポイントです。

さらに、アルバム未収録だったカップリング曲「Baby Baby Baby」「FREEZE」も収録。これらも、WANDS作品を深く愛するファンにとって、見逃せない選曲と言えるでしょう。アルバムの全体像としては、WANDSの3つの時代、そしてそれぞれの代表曲を網羅的に収録することで、WANDSの歴史を辿る旅へと誘ってくれるような構成となっています。

楽曲解説においては、各楽曲のシングルリリース時期や、アルバム収録状況などの詳細な情報を網羅しています。また、参加ミュージシャンについても同様で、各楽曲における演奏者の情報も確認できます。

『BEST OF WANDS HISTORY』は、単なるベストアルバム以上の価値を持ちます。WANDSの音楽史を理解する上で重要な作品であり、彼らの楽曲を改めて聴き直す絶好の機会を提供してくれるでしょう。数々のヒット曲はもちろんのこと、貴重なライブ音源や未発表曲、そしてカップリング曲まで収録されている充実のラインナップは、長年のファンはもちろん、初めてWANDSに触れるリスナーにとっても、その魅力を余すことなく伝えるでしょう。彼らの音楽を愛するすべての人にとって、まさに必携の一枚と言えるでしょう。

収録曲は以下の通りです。（☆は第1期、※は第3期の楽曲を示します。）

世界が終るまでは… (8thシングル)
時の扉 (4thシングル)
もっと強く抱きしめたなら (3rdシングル)
愛を語るより口づけをかわそう (5thシングル)
恋せよ乙女 (6thシングル)
Jumpin' Jack Boy (7thシングル)
Secret Night 〜It's My Treat〜 (9thシングル)
Same Side (10thシングル)
WORST CRIME〜About a rock star who was a swindler〜 (11thシングル)
錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう (12thシングル)
明日もし君が壊れても (14thシングル)
世界中の誰よりきっと 〜Live Version〜 (1993年12月ビデオ・シューティングギグ音源)
太陽のため息 (未発表曲)
Baby Baby Baby (2ndシングル「ふりむいて抱きしめて」カップリング)
FREEZE (15thシングル「今日、ナニカノハズミデ生きている」カップリング)
DON'T CRY (3rdアルバム『Little Bit…』収録)
Please tell me Jesus (6thアルバム『AWAKE』収録)
AWAKE (6thアルバム『AWAKE』収録)

「太陽のため息」の参加ミュージシャンは以下の通りです。

Drums：青山純
Bass：渡辺直樹
* Keyboards：小野塚晃 from DIMENSION

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