塩口哲朗

塩口哲朗について

塩口哲朗氏は、1948年11月4日に生まれ、日本の外交官として活躍した人物です。兵庫県出身で、六甲中学校・高等学校を経て、1973年に一橋大学法学部を卒業しました。同年、外務省に入省し、外交官としてのキャリアをスタートさせました。

キャリア

外務省入省後、フランス語研修を経て、1989年には文化交流部文化第二課長に就任。その後、内閣官房長官秘書官、欧州共同体代表部参事官、在マレーシア大使館参事官など、要職を歴任しました。

1996年には法務省入国管理局政策課長、1998年には財団法人世界平和研究所主任研究員を務め、幅広い分野で活躍しました。2001年にはモントリオール総領事に就任し、2004年には駐コートジボワール特命全権大使として、コートジボワール、トーゴ、ニジェール、ブルキナファソ、ベナンの５カ国で大使を兼任しました。

2006年には国際協力銀行理事に就任し、2008年には駐ヨルダン特命全権大使、2011年には駐ベネズエラ特命全権大使を務めました。2013年に外務省を退任後も、2014年には公益財団法人日本テニス助成財団代表理事に就任し、スポーツ振興にも貢献しています。

2023年には、長年の功績が認められ、瑞宝中綬章を受章しました。また、一般社団法人アフリカ協会特別研究員、東京国際大学国際関係学部特命教授・特任教授としても活動しており、後進の育成にも尽力しています。

人物

塩口氏は、テニス選手の佐藤直子氏を妻に持ち、スポーツ界との繋がりも深く、公私ともに充実した人生を送っています。

同期入省者

塩口氏と同期には、以下のような著名な外交官がいます。

河野雅治（元駐イタリア大使、元駐ロシア大使、元外務審議官、元総合外交政策局長）
塩尻孝二郎（元EU大使、元駐インドネシア大使、元外務省大臣官房長）
天野万利（元OECD事務次長）
塩崎修（元駐ホンジュラス大使）
坂場三男（元駐ベトナム大使、元外務報道官、元中南米局長）
伊藤哲雄（元駐ハンガリー大使、元駐カザフスタン大使）
加来至誠（元駐ホンジュラス大使、元駐エルサルバドル大使）
杉本信行（元上海総領事）
鈴木一泉（元駐コロンビア大使）
並木芳治（元駐コスタリカ大使）
中村滋（元駐マレーシア大使、元駐サウジアラビア大使、元国際情報統括官）
岩谷滋雄（元駐オーストリア大使、元駐ケニア大使）
鹿取克章（元駐インドネシア大使、元駐イスラエル大使）
黒田義久（元駐ウズベキスタン大使）
水野達夫（元駐ネパール大使）
堀江正彦（元駐マレーシア大使、元駐カタール大使）
神谷武（元駐パラグアイ大使、元駐アルジェリア大使）
岡田眞樹（元駐タンザニア大使、元農畜産業振興機構理事）
小林正雄（元駐ガボン大使、元官房調査官）
佐藤博史（元駐キューバ大使）
川原英一（元駐グアテマラ大使）
吉田潤（元駐モーリタニア大使）

外部リンク

* 経歴 - 在ヨルダン日本国大使館ウェブサイト内

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