池之端

池之端（いけのはた）

池之端は、[東京都]]台東区の西部に位置する町名で、一丁目から四丁目までが存在します。かつての東京市下谷区に属し、現在は台東区の[下谷地域の一部を構成しています。

地理

池之端は、台東区の西部に位置し、以下の地域と隣接しています。

東：上野桜木、上野公園
南：上野、文京区湯島
西：文京区本郷、文京区弥生
北西：文京区根津
北：谷中

町の一丁目部分は不忍池に面しており、都立旧岩崎邸庭園などの緑豊かな景観が残されています。その他の地域は主に商業地として利用されており、不忍通りに沿って南北に細長い形状をしています。

池之端は上野警察署と上野消防署の管轄下にあります。

地価

住宅地の地価は、2017年の公示地価によると、池之端1-4-28の地点で1平方メートルあたり145万円となっています。

歴史

江戸時代

江戸時代には、以下の町が存在していました。

池之端仲町
下谷茅町一丁目
下谷茅町二丁目
池之端永昌院門前
池之端浄円寺門前
池之端覚性寺門前
池之端東関寺門前
池之端正慶寺門前
池之端七軒町
池之端七軒町横町

明治時代

明治時代に入り、町の整理が行われました。

池之端仲町
下谷茅町一丁目：越後高田藩榊原家中屋敷などを合併
下谷茅町二丁目
池之端七軒町：池之端七軒町横町、寺地とその門前町を合併。下野喜連川藩足利家屋敷、越中富山藩前田家上屋敷、加賀大聖寺藩前田家上屋敷を合併
谷中清水町：三河豊橋藩大河内家下屋敷に成立
上野花園町：上野家来屋敷に成立、通称御花畠に因む

1967年1月1日に住居表示が実施され、現在の池之端一丁目から四丁目が成立しました。

現在の池之端

2020年12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

（実際の世帯数と人口は省略）

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなります。

（学区情報は省略）

交通

道路

東京都道403号大手町湯島線（昌平橋通り）
東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線（不忍通り）

施設

池之端には、様々な施設があります。

東京上野税務署
台東区立忍岡小学校
国立近現代建築資料館
旧岩崎邸庭園
横山大観記念館
台東区立上野区民館
日本盆栽協会
東京動物園協会
東天紅
クミアイ化学工業本社
シティタワー上野池之端
パークタワー上野池之端
水月ホテル鴎外荘
妙極院
休昌院
忠綱寺
妙顕寺
正慶寺
東淵寺
大正寺
覺性寺
宗賢寺
教證寺
福成寺
七倉稲荷神社
境稲荷神社
大本東京本部
ジェントス本社

かつて存在した施設

池之端文化センター - 結婚式場
ソフィテル東京 - ホテル
司法研修所 - 1971年から1994年まで所在。

池之端ゆかりの人物

柳家三亀松 - 存命中、「池之端の師匠」と呼ばれていました。
白山雅一 - 柳家三亀松宅に住み込んでいました。
東条琴台 - 明治期に居住。
古今亭志ん生 (5代目) - 大正時代に居住。
田谷力三
藤岡屋慶次郎
三遊亭好楽 - 2丁目に在住。

外部リンク

台東区公式サイト

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