青木豊 (外交官)

青木豊（あおき ゆたか）

プロフィール

青木豊氏は、1961年9月11日に生まれ、日本の外交官として活躍しています。神奈川県出身で、東京大学農学部水産学科を卒業後、1988年に外務省に入省しました。専門は水産学でありながら、外交官としてのキャリアを築き、国際的な舞台で活躍しています。

職務経歴

外務省入省後、青木氏は様々な部署で要職を歴任しました。初期には北米局北米第一課課長補佐や経済局漁業室首席事務官として勤務し、その後、2002年には在カンボジア日本国大使館の一等書記官として海外勤務を経験しました。帰国後は、大臣官房情報公開室長や在外勤務支援室長などの役職を歴任し、組織運営にも貢献しました。2009年には経済局漁業室長に就任し、自身の専門分野である水産分野での外交に携わりました。2011年には国際協力局緊急・人道支援課長として、国際的な緊急支援活動にも尽力しました。

2013年からは再び海外勤務となり、在インドネシア日本国大使館の公使、2015年には在ジュネーブ国際機関日本政府代表部公使を歴任しました。国際交流基金では総務部長を務め、文化交流事業にも貢献しました。2020年8月には在ホノルル日本国総領事館の総領事に就任し、ハワイにおける日本との関係強化に努めました。そして、2023年10月には特命全権大使としてアルメニア共和国に赴任し、現在に至ります。青木氏は、長年にわたり、外交官として日本の国益のために貢献し続けています。

同期入省者

青木氏と同期で外務省に入省した人物の中には、以下の著名人がいます。

達増拓也（2007年 岩手県知事）
岩﨑一郎（2009年 一橋大学経済研究所教授）
一方井克哉（2022年 ニジェール兼轄、2021年 コートジボワール大使（トーゴ兼轄））
内川昭彦（2023年 モントリオール総領事）
宇山秀樹（2022年 デンマーク大使、2020年 欧州局長）
岡田健一（2021年 香港総領事）
小野啓一（2022年 外務審議官（経済担当）、2022年 外務省経済局長、2020年 地球規模課題審議官）
小野日子（2024年 ハンガリー大使、2022年 外務報道官、2021年 外務省経済局長、内閣広報官）
赤松武（2022年 国際民間航空機関代表部大使）
海部篤（2023年 ウィーン代表部大使、2021年 軍縮不拡散・科学部長、2020年 儀典長）
小泉勉（2024年 ラオス大使、2022年 中華人民共和国大使館特命全権公使、2020年 外務省研修所長）
小林賢一（2024年 特命全権大使（国際貿易・経済担当）、2021年 ラオス大使）
佐々山拓也（2024年 ウガンダ大使、2020年 トロント総領事）
鈴木光太郎（2022年 ボストン総領事、2020年 イラク大使）
髙杉優弘（2021年 コロンビア大使）
堤尚広（2024年 特命全権大使（人権担当兼国際平和貢献担当）、2020年 南スーダン大使）
林禎二（2021年 ブラジル大使、2020年 中南米局長）
平野隆一（2021年 在ロシア大使館 公使、2020年 内閣官房国際テロ情報集約室次長、2016年 ユジノサハリンスク総領事）
船越健裕（2023年 外務審議官、2020年 アジア大洋州局長）
松本太（2022年 イラク大使、2019年 ニューヨーク領事）
* 柳淳（2023年 シカゴ総領事、2021年 内閣審議官兼内閣情報調査室次長兼国際テロ情報集約室次長、2018年 在オーストリア大使館 公使）

これらの同期入省者たちも、各分野で活躍しており、日本の外交や国際社会における重要な役割を担っています。

もう一度検索