1994年全豪オープン

1994年 全豪オープン

1994年の全豪オープンは、1994年1月17日から1月30日にかけて、オーストラリア・メルボルンにあるメルボルン・パーク・ナショナルテニスセンターで開催されました。

大会概要

この年の全豪オープンでは、男子シングルスでピート・サンプラスが、女子シングルスでシュテフィ・グラフが優勝を飾りました。サンプラスにとっては全豪初優勝、グラフにとっては4年ぶり4度目の優勝となりました。

シード選手

男子シングルス

ピート・サンプラス（優勝）
ミヒャエル・シュティヒ
ジム・クーリエ
ステファン・エドベリ
ゴラン・イワニセビッチ
トーマス・ムスター
セドリック・ピオリーン
ペトル・コルダ
トッド・マーティン（準優勝）
マグナス・グスタフソン
マルク・ロセ
アレクサンドル・ボルコフ
ウェイン・フェレイラ
カレル・ノバチェク
イワン・レンドル
アルノー・ブッチ

女子シングルス

シュテフィ・グラフ（優勝）
アランチャ・サンチェス・ビカリオ（準優勝）
コンチタ・マルチネス
ガブリエラ・サバティーニ
ヤナ・ノボトナ
メアリー・ジョー・フェルナンデス
アンケ・フーバー
マニュエラ・マレーバ・フラニエール
マリー・ピエルス
伊達公子
ジーナ・ガリソン
アマンダ・クッツァー
ヘレナ・スコバ
マグダレナ・マレーバ
ナタリー・トージア
リンゼイ・ダベンポート

大会経過

男子シングルス

準々決勝：
ピート・サンプラス vs. マグナス・グスタフソン　7-6, 2-6, 6-3, 7-6
ジム・クーリエ vs. ゴラン・イワニセビッチ　7-6, 6-4, 6-2
ステファン・エドベリ vs. トーマス・ムスター　6-2, 6-3, 6-4
トッド・マーティン vs. マラビーヤ・ワシントン　6-2, 7-6, 7-6
準決勝：
ピート・サンプラス vs. ジム・クーリエ　6-3, 6-4, 6-4
トッド・マーティン vs. ステファン・エドベリ　3-6, 7-6, 7-6, 7-6

女子シングルス

準々決勝：
シュテフィ・グラフ vs. リンゼイ・ダベンポート　6-3, 6-2
伊達公子 vs. コンチタ・マルチネス　6-2, 4-6, 6-3
ガブリエラ・サバティーニ vs. ヤナ・ノボトナ　6-3, 6-4
アランチャ・サンチェス・ビカリオ vs. マニュエラ・マレーバ・フラニエール　7-6, 6-4
準決勝：
シュテフィ・グラフ vs. 伊達公子　6-3, 6-3
アランチャ・サンチェス・ビカリオ vs. ガブリエラ・サバティーニ　6-1, 6-2

決勝戦の結果

男子シングルス：ピート・サンプラス vs. トッド・マーティン　7-6, 6-4, 6-4
女子シングルス：シュテフィ・グラフ vs. アランチャ・サンチェス・ビカリオ　6-0, 6-2
男子ダブルス：ヤッコ・エルティン＆ポール・ハーフース vs. バイロン・ブラック＆ジョナサン・スターク　6-7, 6-3, 6-4, 6-3
女子ダブルス：ジジ・フェルナンデス＆ナターシャ・ズベレワ vs. パティ・フェンディック＆メレディス・マグラス　6-3, 4-6, 6-4
* 混合ダブルス：アンドレイ・オルホフスキー＆ラリサ・ネーランド vs. トッド・ウッドブリッジ＆ヘレナ・スコバ　7-5, 6-7, 6-2

大会のハイライト

女子シングルスでは、伊達公子が日本人女子選手として1973年の沢松和子以来21年ぶりに全豪オープン準決勝に進出しました。準々決勝で第3シードのコンチタ・マルチネスを破る快挙を達成しましたが、準決勝では第1シードのシュテフィ・グラフに敗れました。しかし、この大会は伊達公子にとって初の4大大会準決勝進出となり、その後の活躍への足がかりとなりました。

外部リンク

国際テニス連盟トーナメントリンク（男子、女子）

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