三國志戦記
『三國志戦記』は、2002年にコーエーテクモゲームスから発売されたPlayStation 2用シミュレーションゲームです。三国時代を舞台にした国取りゲームで、同社の『三國志シリーズ』とは異なる独自のシステムが特徴です。2003年には続編の『三國志戦記2』も発売され、本記事では両作品について解説します。
『三國志戦記』シリーズの最大の特徴は、内政の概念がないことです。ゲームは戦略フェイズと戦闘フェイズを交互に繰り返して進行します。戦略フェイズでは、軍団の編成、移動、密偵の派遣、工作などを行います。マップ上には複数の拠点が存在し、軍団はルートに沿って進軍します。敵対勢力の軍団と同一拠点に遭遇すると、戦闘フェイズに移行します。
戦闘フェイズは12×12のマス目状のマップで行われ、拠点ごとに地形や配置が異なります。各武将は戦法を持っており、敵部隊に大ダメージを与えることができます。戦法は単発だけでなく、連鎖させることでさらに大きなダメージを与えることが可能です。
特に重要な役割を担うのが軍師です。軍師は戦法の連環（予約）ができ、戦法発動とは無関係の部隊にも連鎖を発動させられます。また、連環された部隊を行動不能にすることもできます。続編の『三國志戦記2』では、連撃指令が可能になり、軍師の使いこなしが戦術の鍵を握ります。
1. 戦略フェイズ：軍団編成、移動、密偵、工作、戦法取得を行います。
2. 戦闘フェイズ：敵軍団と戦闘を行います。戦法や連鎖を駆使して勝利を目指します。
3. 結果処理：武将のレベルアップ、捕虜の処遇などを行います。
この流れを繰り返し、各シナリオに設定された目標を達成するとゲームクリアとなります。
武将の登用には2つの方法があります。在野武将は、友好武将を同じ拠点に派遣することで登用できます。敵武将は、戦闘で連鎖を決めて捕縛し、説得することで登用できます。敵武将の階級が高いほど、捕縛にはより強力な連鎖が必要です。また、シナリオによっては絶対に捕縛できない武将も存在します。続編では、義理MAX値という隠しパラメータが設定され、君主との相性や性格によって、説得に応じない場合があります。
『三國志戦記』
劉備、曹操、孫策の3つのシナリオが存在します。
シナリオ中の行動により、物語が分岐します。
軍団の武将数は最大4人（軍団長1人、軍師1人、一般武将2人）です。
友好武将から戦法を教わったり、能力を上げたりできます。
工作特性を持つ武将を派遣して、戦闘を有利にできます。
戦闘に参加できる軍団は最大2軍団です。
戦法ダメージが増加するクリティカルが存在します。
自軍団を優位にする秘策があります。
『三國志戦記2』
呂布のシナリオが追加されました。
特定の選択肢で、本編とif編に分岐します。
特定の条件を満たすと外伝が登場します。
軍団の武将数は最大10人（軍団長1人、軍師2人、一般武将7人）です。
戦法は戦法訓練所で技巧ポイントを消費して覚えます。
仙人庵で強力な戦法を習得したり、アイテムを入手できます。
武将に義理が設定され、内応しないと登用が難しくなりました。
連撃システムが追加され、1部隊が連続して戦法を発動できるようになりました。
友好武将の配置によって、友義戦法が発動するようになりました。
両作品で声優が一部変更になっていますが、有名な声優が多数参加しています。
三國志戦記
劉備：遠藤守哉、関羽：増谷康紀、張飛：稲田徹、諸葛亮：戸北宗寛、趙雲：石川英郎、黄忠：徳山靖彦、馬超：鈴木貴宏、曹操：銀河万丈、夏侯惇：郷里大輔、郭嘉：置鮎龍太郎、張遼：置鮎龍太郎、司馬懿：掛川裕彦、典韋：吉水孝宏、徐晃：田中大文、許褚：山本圭一郎、張郃：本田健大郎、孫策：戸北宗寛、孫権：吉水孝宏、孫尚香：野田順子、甘寧：徳山靖彦、太史慈：高橋裕吾、呂布：稲田徹、袁紹：掛川裕彦、蔡陽：田中大文、劉表：山本圭一郎、ナレーション：郷里大輔
三國志戦記2
劉備：遠藤守哉、関羽：増谷康紀、張飛：掛川裕彦、諸葛亮：広中雅志、趙雲：高塚正也、馬超：服巻浩司、黄忠：川津泰彦、関興：徳山靖彦、張苞：近藤隆、曹操：岸野幸正、夏侯惇：中井和哉、郭嘉：置鮎龍太郎、司馬懿：掛川裕彦、張遼：置鮎龍太郎、荀彧：戸北宗寛、許褚：川津泰彦、張郃：徳山靖彦、龐徳：山本圭一郎、曹仁：馬場圭介、曹洪：下村基治、孫権：高塚正也、孫策：石川英郎、周瑜：緑川光、孫尚香：野田順子、太史慈：中井和哉、陸遜：梶原彰、甘寧：戸北宗寛、呂布：稲田徹、呂玲綺：佐藤朱、張任：近藤隆、紀霊：山本圭一郎、華佗：馬場圭介、張魯：鈴木貴宏、厳顔：稲田徹、劉度：稲田徹、ナレーション：増谷康紀
真・三國無双2 猛将伝：PC武将である呂布と孫尚香に、『三國志戦記』のモデルのコスチュームが用意されています。また、BGMも使用されています。
三國志戦記公式サイト
三國志戦記2公式サイト
ゲーム概要
『三國志戦記』シリーズの最大の特徴は、内政の概念がないことです。ゲームは戦略フェイズと戦闘フェイズを交互に繰り返して進行します。戦略フェイズでは、軍団の編成、移動、密偵の派遣、工作などを行います。マップ上には複数の拠点が存在し、軍団はルートに沿って進軍します。敵対勢力の軍団と同一拠点に遭遇すると、戦闘フェイズに移行します。
戦闘フェイズは12×12のマス目状のマップで行われ、拠点ごとに地形や配置が異なります。各武将は戦法を持っており、敵部隊に大ダメージを与えることができます。戦法は単発だけでなく、連鎖させることでさらに大きなダメージを与えることが可能です。
特に重要な役割を担うのが軍師です。軍師は戦法の連環（予約）ができ、戦法発動とは無関係の部隊にも連鎖を発動させられます。また、連環された部隊を行動不能にすることもできます。続編の『三國志戦記2』では、連撃指令が可能になり、軍師の使いこなしが戦術の鍵を握ります。
ゲームの流れ
1. 戦略フェイズ：軍団編成、移動、密偵、工作、戦法取得を行います。
2. 戦闘フェイズ：敵軍団と戦闘を行います。戦法や連鎖を駆使して勝利を目指します。
3. 結果処理：武将のレベルアップ、捕虜の処遇などを行います。
この流れを繰り返し、各シナリオに設定された目標を達成するとゲームクリアとなります。
武将の登用
武将の登用には2つの方法があります。在野武将は、友好武将を同じ拠点に派遣することで登用できます。敵武将は、戦闘で連鎖を決めて捕縛し、説得することで登用できます。敵武将の階級が高いほど、捕縛にはより強力な連鎖が必要です。また、シナリオによっては絶対に捕縛できない武将も存在します。続編では、義理MAX値という隠しパラメータが設定され、君主との相性や性格によって、説得に応じない場合があります。
シリーズの特徴
『三國志戦記』
劉備、曹操、孫策の3つのシナリオが存在します。
シナリオ中の行動により、物語が分岐します。
軍団の武将数は最大4人（軍団長1人、軍師1人、一般武将2人）です。
友好武将から戦法を教わったり、能力を上げたりできます。
工作特性を持つ武将を派遣して、戦闘を有利にできます。
戦闘に参加できる軍団は最大2軍団です。
戦法ダメージが増加するクリティカルが存在します。
自軍団を優位にする秘策があります。
『三國志戦記2』
呂布のシナリオが追加されました。
特定の選択肢で、本編とif編に分岐します。
特定の条件を満たすと外伝が登場します。
軍団の武将数は最大10人（軍団長1人、軍師2人、一般武将7人）です。
戦法は戦法訓練所で技巧ポイントを消費して覚えます。
仙人庵で強力な戦法を習得したり、アイテムを入手できます。
武将に義理が設定され、内応しないと登用が難しくなりました。
連撃システムが追加され、1部隊が連続して戦法を発動できるようになりました。
友好武将の配置によって、友義戦法が発動するようになりました。
キャスト
両作品で声優が一部変更になっていますが、有名な声優が多数参加しています。
三國志戦記
劉備：遠藤守哉、関羽：増谷康紀、張飛：稲田徹、諸葛亮：戸北宗寛、趙雲：石川英郎、黄忠：徳山靖彦、馬超：鈴木貴宏、曹操：銀河万丈、夏侯惇：郷里大輔、郭嘉：置鮎龍太郎、張遼：置鮎龍太郎、司馬懿：掛川裕彦、典韋：吉水孝宏、徐晃：田中大文、許褚：山本圭一郎、張郃：本田健大郎、孫策：戸北宗寛、孫権：吉水孝宏、孫尚香：野田順子、甘寧：徳山靖彦、太史慈：高橋裕吾、呂布：稲田徹、袁紹：掛川裕彦、蔡陽：田中大文、劉表：山本圭一郎、ナレーション：郷里大輔
三國志戦記2
劉備：遠藤守哉、関羽：増谷康紀、張飛：掛川裕彦、諸葛亮：広中雅志、趙雲：高塚正也、馬超：服巻浩司、黄忠：川津泰彦、関興：徳山靖彦、張苞：近藤隆、曹操：岸野幸正、夏侯惇：中井和哉、郭嘉：置鮎龍太郎、司馬懿：掛川裕彦、張遼：置鮎龍太郎、荀彧：戸北宗寛、許褚：川津泰彦、張郃：徳山靖彦、龐徳：山本圭一郎、曹仁：馬場圭介、曹洪：下村基治、孫権：高塚正也、孫策：石川英郎、周瑜：緑川光、孫尚香：野田順子、太史慈：中井和哉、陸遜：梶原彰、甘寧：戸北宗寛、呂布：稲田徹、呂玲綺：佐藤朱、張任：近藤隆、紀霊：山本圭一郎、華佗：馬場圭介、張魯：鈴木貴宏、厳顔：稲田徹、劉度：稲田徹、ナレーション：増谷康紀
関連作品
真・三國無双2 猛将伝：PC武将である呂布と孫尚香に、『三國志戦記』のモデルのコスチュームが用意されています。また、BGMも使用されています。
外部リンク
三國志戦記公式サイト
三國志戦記2公式サイト
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