山梨県全県区
山梨県全県区について
山梨県全県区（やまなしけんぜんけんく）は、かつて存在した「衆議院」の選挙区です。この選挙区は、昭和25年に施行された公職選挙法によって定められ、全県をカバーする地域が選出される形で運営されていました。全体として定数は5に設定されており、以降の数回にわたる選挙でもこの定数は変更されることはありませんでした。山梨県全域を対象としていたため、地域の声を国政に反映させるための重要な役割を担っていました。
この選挙区は、1993年に行われた第40回衆議院議員総選挙をもって、その歴史に幕を閉じました。以降、日本では小選挙区制へと移行することが決まり、山梨県全県区は地区ごとに1区と2区に分割され、現在の選挙区へと変わってゆくことになります。
選挙結果については、さまざまな選挙における投票数や投票率が記録されており、これは地域の政治意識や関与を示す重要なデータです。以下に、過去の選挙結果をまとめました。
選挙結果の概要
- - 第40回衆議院議員総選挙（1993年7月18日）
- 投票率：76.19%
- 一票の格差：1.170倍
- - 第39回衆議院議員総選挙（1990年2月18日）
- 投票率：82.73%
- - 第38回衆議院議員総選挙（1986年7月6日）
- 投票率：83.10%
- - 第37回衆議院議員総選挙（1983年12月18日）
- 投票率：78.11%
- - 第36回衆議院議員総選挙（1980年6月22日）
- 投票率：84.55%
- - 第35回衆議院議員総選挙（1979年10月7日）
- 投票率：83.50%
- - 第34回衆議院議員総選挙（1976年12月5日）
- 投票率：87.29%
- - 第33回衆議院議員総選挙（1972年12月10日）
- 投票率：72.31%
- - 第32回衆議院議員総選挙（1969年12月27日）
- 投票率：79.16%
- - 第31回衆議院議員総選挙（1967年1月29日）
- 投票率：88.51%
- - 第30回衆議院議員総選挙（1963年11月21日）
- 投票率：84.36%
- - 第29回衆議院議員総選挙（1960年11月20日）
- 投票率：84.62%
- - 第28回衆議院議員総選挙（1958年5月22日）
- 投票率：86.49%
- - 第27回衆議院議員総選挙（1955年2月27日）
- 投票率：82.21%
- - 第26回衆議院議員総選挙（1953年4月19日）
- 投票率：82.03%
- - 第25回衆議院議員総選挙（1952年10月1日）
- 投票率：80.28%
- - 第24回衆議院議員総選挙（1949年1月23日）
- 投票率：78.69%
- - 第23回衆議院議員総選挙（1947年4月25日）
- 投票率：71.47%
このように、山梨県全県区は2つの選挙区に分割された後も、その結果はさまざまな形で記録され、地方政治や国政についての重要な指標の一部として存在しています。現在、山梨県においては1区と2区の形で議席が分かれ、それぞれ地域の声を反映する仕組みが続いています。
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。