W51SA

W51SAは、三洋電機（現京セラ SANYOブランド）が日本国内向けに開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話がauブランドで展開したCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。

特徴

三洋電機製の端末としては、ロングセラーとなったW31SA/SA II以来となるスライド型を採用しています。W43SAに引き続きワンセグ機能を搭載し、新たにLISMO!ビデオクリップ、オープンアプリプレイヤー、三洋電機端末として初のおサイフケータイ（EZ FeliCa）、auケータイクーポンに対応しました。W32SAで好評だったFMトランスミッターも搭載しています。

データフォルダの容量は1GBとW52Tとほぼ同等であり、microSDカードと併用することで最大約3GBのメモリを使用できます。これにより、多くのデータやコンテンツを保存することが可能になりました。

沿革

2007年1月16日：KDDIおよび三洋電機（大阪）より公式発表。
2007年2月9日：全国で一斉発売。
2007年7月：販売終了。
2012年7月22日：L800MHz帯（旧800MHz帯・CDMA Band-Class 3）によるサービスが停波。以降は2GHz帯（CDMA Band-Class 6）のみのサポートとなりました。
2022年3月31日：3Gサービスの完全終了・完全停波により、本端末は利用不可となりました。

機能および対応サービス

W51SAは、多様な機能とサービスに対応しており、ユーザーの利便性を高めています。

au Smart Sports：アプリのダウンロードが必要ですが、スポーツを楽しむユーザーをサポートします。
EZチャンネルプラス：様々な情報やエンターテイメントコンテンツを提供します。
EZニュースフラッシュ：最新のニュースを手軽にチェックできます。
デコレーションメール：メールを個性的に飾ることができます。
PCサイトビューアー：パソコン向けのウェブサイトを閲覧できます。
au LISTEN MOBILE SERVICE：ビデオクリップに対応し、音楽や動画を楽しめます。
着うたフル：楽曲をフルコーラスでダウンロードして楽しめます。
Hello Messenger：メッセージのやり取りができます。
EZナビウォーク：声による入力や3Dナビゲーション機能により、目的地への案内をサポートします。
EZ助手席ナビ：助手席にいる人もナビゲーションを利用できます。
EZテレビ（ワンセグ）：地上デジタル放送を視聴できます。
EZ・FM：FMラジオを聴取できます。
EZ FeliCa：おサイフケータイ機能を利用できます。
赤外線通信：他の端末との間でデータを送受信できます。
バックグラウンド受信：メールなどのデータをバックグラウンドで受信できます。
SD-Audio (AAC)：AAC形式の音楽ファイルを再生できます。
SD-Video：動画ファイルを再生できます。
安心ナビ：家族や友人の位置情報を確認できます。
オープンアプリプレイヤー：様々なアプリケーションを利用できます。
うごモジメール：動く絵文字を使ったメールを作成できます。
日めくり手帳：日々のスケジュール管理に役立ちます。
からくり時計：ユニークなデザインの時計を表示できます。
パシャ文字：撮影した写真に手書きの文字を加えられます。

不具合

2008年8月22日に、以下の不具合を修正するためのケータイアップデートが実施されました。

稀に、携帯サイトの会員登録や、登録済みのサイトへの接続ができない場合がありました。

関連項目

携帯電話
au（携帯電話）
CDMA 1X WIN
W54SA - W51SAの事実上の後継機
SA001
SA002 - SANYOブランドの最終機種
三洋電機
京セラ

外部リンク

au
製品アーカイブ一覧 | W51SA | au - ウェイバックマシン（2009年4月6日アーカイブ分）
KDDI au: オンラインマニュアル > W51SA

注

本記事は、W51SAに関する情報を提供することを目的としています。

もう一度検索