W53CA
EXILIMケータイ W53CAは、カシオ計算機（現・NECモバイルコミュニケーションズ）が開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話がauブランドで展開した携帯電話です。2007年に発売され、当時としては高機能なカメラ性能を誇りました。しかし、2011年にはバッテリーパックの発煙・融解問題によりリコールが実施されました。
W53CAは、W31CAの実質的な後継モデルとして位置づけられ、カシオのデジタルカメラ「EXILIM」の名を冠しています。最大の特徴は、当時の携帯電話としては最高クラスの515万画素CMOSセンサーと、高画質化を実現するEXILIMエンジンfor Mobileの搭載です。広角28mmレンズ、手ブレ補正、9点オートフォーカスなどの機能を備え、高品質な写真撮影が可能です。
ディスプレイには、カシオ製携帯電話として初の2.8インチWVGA IPS液晶を採用。本体の厚さは18.9mmと、回転2軸型としては薄型で、光学ズームは搭載されていません。カメラ機能に特化しており、ワンセグは非搭載です。
また、microSDカードスロットは本体側面に配置され、外部接続端子と共にカバーで覆われています。イヤホン端子のカバーはスライド式です。
デザイン面では、背面にはレンズとEXILIMのロゴが目立つように配置されており、回転2軸構造によりメインディスプレイを外側にして折りたたむことが可能です。側面には、カメラのシャッターボタンなど、折りたたんだ状態でも操作できるボタンが配置されています。これにより、まるでデジタルカメラのように構えて撮影できるデザインが採用されています。
カメラ以外の機能としては、VGA液晶を活用したPCドキュメントビューアーが搭載されています。これはW41CA以来、5機種ぶりの採用です。EXILIMエンジンfor Mobileは、W53CAのカメラ機能のために新開発されたものです。
外箱は、デジタルカメラEXILIMの外装箱に似た独自のデザインで、持ち帰り用の手提げ袋も同配色となっています。このような独自仕様の外箱や袋は、「EXILIMケータイ」の他に、「AQUOSケータイ」「Woooケータイ」「サイバーショットケータイ」や「au design project」端末などにも見られます。
カメラレンズ周囲のゴムリングが膨張し、浮き上がって外れるトラブルが報告されていますが、購入から1年以内であれば無償修理の対象となります。
2007年5月22日：KDDIより発表。
2007年8月2日：沖縄地区で発売開始。
2007年8月3日：北海道地区で発売開始。
2007年8月4日：北陸・中国・四国地区で発売開始。
2007年8月7日：関東・中部地区での発売日を8月9日から8月11日に延期すると発表。
2007年8月8日：東北・関西地区で発売開始。
2007年8月9日：九州地区で発売開始。
2007年8月11日：関東・中部地区で発売開始。
2011年9月30日：バッテリーパックのリコールを発表。
au Smart Sports (アプリのダウンロードが必要)
EZチャンネルプラス
EZニュースフラッシュ
デコレーションメール
PCドキュメントビューアー
PCサイトビューアー
au LISTEN MOBILE SERVICE (ビデオクリップ対応)
着うたフル
Hello Messenger
EZナビウォーク (声de入力)
EZ助手席ナビ
災害時ナビ
EZ FeliCa
赤外線通信(IrSimple)
SD-Audio (AAC)
SD-Video
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モバイル辞典
バッテリーパックのリコールについて
2011年9月30日、外部からの強い力によりバッテリーパックが発煙・融解する可能性があるとして、リコールが発表されました。出荷台数約80万台のうち、稼働中の約26万台に対して新しいバッテリーパックが送付され、解約や機種変更時に回収できなかった対象者には案内文が送付されました。
携帯電話
au（携帯電話）
カシオ計算機
Heart Craft
EXILIM
サイバーショットケータイシリーズ（SO905iCS・W61S・S001）
AQUOS SHOTシリーズ（SH003・SH006など）
SoftBank 910SH（日本国内で最初に500万画素デジタルカメラを搭載）
W61CA（本機種とW52CAをベースにした機種）
W63CA（実質の後継機種。有効ピクセル数は携帯電話としては2008年時点で最大の809万画素。メインディスプレイに有機ELを搭載）
CA003（実質の後継機種。有効ピクセル数1217万画素）
W53CA (CASIO)
W53CA (au by KDDI)
KDDI au: オンラインマニュアル > W53CA
* NEW COLLECTION 2007 SUMMER
特徴
W53CAは、W31CAの実質的な後継モデルとして位置づけられ、カシオのデジタルカメラ「EXILIM」の名を冠しています。最大の特徴は、当時の携帯電話としては最高クラスの515万画素CMOSセンサーと、高画質化を実現するEXILIMエンジンfor Mobileの搭載です。広角28mmレンズ、手ブレ補正、9点オートフォーカスなどの機能を備え、高品質な写真撮影が可能です。
ディスプレイには、カシオ製携帯電話として初の2.8インチWVGA IPS液晶を採用。本体の厚さは18.9mmと、回転2軸型としては薄型で、光学ズームは搭載されていません。カメラ機能に特化しており、ワンセグは非搭載です。
また、microSDカードスロットは本体側面に配置され、外部接続端子と共にカバーで覆われています。イヤホン端子のカバーはスライド式です。
デザイン面では、背面にはレンズとEXILIMのロゴが目立つように配置されており、回転2軸構造によりメインディスプレイを外側にして折りたたむことが可能です。側面には、カメラのシャッターボタンなど、折りたたんだ状態でも操作できるボタンが配置されています。これにより、まるでデジタルカメラのように構えて撮影できるデザインが採用されています。
カメラ以外の機能としては、VGA液晶を活用したPCドキュメントビューアーが搭載されています。これはW41CA以来、5機種ぶりの採用です。EXILIMエンジンfor Mobileは、W53CAのカメラ機能のために新開発されたものです。
外箱は、デジタルカメラEXILIMの外装箱に似た独自のデザインで、持ち帰り用の手提げ袋も同配色となっています。このような独自仕様の外箱や袋は、「EXILIMケータイ」の他に、「AQUOSケータイ」「Woooケータイ」「サイバーショットケータイ」や「au design project」端末などにも見られます。
カメラレンズ周囲のゴムリングが膨張し、浮き上がって外れるトラブルが報告されていますが、購入から1年以内であれば無償修理の対象となります。
沿革
2007年5月22日：KDDIより発表。
2007年8月2日：沖縄地区で発売開始。
2007年8月3日：北海道地区で発売開始。
2007年8月4日：北陸・中国・四国地区で発売開始。
2007年8月7日：関東・中部地区での発売日を8月9日から8月11日に延期すると発表。
2007年8月8日：東北・関西地区で発売開始。
2007年8月9日：九州地区で発売開始。
2007年8月11日：関東・中部地区で発売開始。
2011年9月30日：バッテリーパックのリコールを発表。
対応サービス
au Smart Sports (アプリのダウンロードが必要)
EZチャンネルプラス
EZニュースフラッシュ
デコレーションメール
PCドキュメントビューアー
PCサイトビューアー
au LISTEN MOBILE SERVICE (ビデオクリップ対応)
着うたフル
Hello Messenger
EZナビウォーク (声de入力)
EZ助手席ナビ
災害時ナビ
EZ FeliCa
赤外線通信(IrSimple)
SD-Audio (AAC)
SD-Video
au ケータイクーポン
絵しゃべりメール
緊急通報位置通知
ラッピングメール
Touch Message
オープンアプリプレイヤー
安心ナビ
モバイル辞典
脚注
バッテリーパックのリコールについて
2011年9月30日、外部からの強い力によりバッテリーパックが発煙・融解する可能性があるとして、リコールが発表されました。出荷台数約80万台のうち、稼働中の約26万台に対して新しいバッテリーパックが送付され、解約や機種変更時に回収できなかった対象者には案内文が送付されました。
関連項目
携帯電話
au（携帯電話）
カシオ計算機
Heart Craft
EXILIM
サイバーショットケータイシリーズ（SO905iCS・W61S・S001）
AQUOS SHOTシリーズ（SH003・SH006など）
SoftBank 910SH（日本国内で最初に500万画素デジタルカメラを搭載）
W61CA（本機種とW52CAをベースにした機種）
W63CA（実質の後継機種。有効ピクセル数は携帯電話としては2008年時点で最大の809万画素。メインディスプレイに有機ELを搭載）
CA003（実質の後継機種。有効ピクセル数1217万画素）
外部リンク
W53CA (CASIO)
W53CA (au by KDDI)
KDDI au: オンラインマニュアル > W53CA
* NEW COLLECTION 2007 SUMMER
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