冨永純正

冨永純正（とみなが よしまさ）

概要

冨永純正は、日本の外交官であり、公益社団法人青年海外協力協会の会長を務めています。長崎県佐世保市出身で、青年海外協力隊員として活動後、外務省に入省し、大使にまで上り詰めた異色の経歴の持ち主です。特に、水泳指導担当の隊員から大使という異例のキャリアは注目を集めています。

来歴

長崎県立佐世保南高等学校を卒業。
1973年3月、福岡大学体育学部を卒業。
1973年10月、青年海外協力隊員としてモロッコに派遣。
1976年、青年海外協力隊事務局の留学生としてエクソンプロバンス大学で学ぶ。
1981年、外務省に入省。
2011年1月、モロッコ大使館参事官に就任。
2011年9月、コンゴ民主共和国大使に任命され、非常駐のコンゴ共和国大使も兼務。
2014年4月15日、大使館の事務員による公金横領・放火事件の責任を取り、厳重訓戒処分を受けた後、辞職。
2014年7月1日、公益社団法人青年海外協力協会の参与に就任。
同年、公益社団法人青年海外協力協会の会長および代表理事に就任。

人物

冨永純正は、青年海外協力隊員から外交官という異例のキャリアを歩んでいます。青年海外協力隊での経験は、その後の外交官としての活動に大きな影響を与えたと考えられます。特に、大使という要職にまで上り詰めたことは、彼の卓越した能力と努力の証と言えるでしょう。

同期

冨永純正の同期には、以下のような著名な外交官がいます。

兼原信克（元国家安全保障局次長、元内閣官房副長官補）
泉裕泰（日本台湾交流協会台北事務所長、元バングラデシュ大使）
上月豊久（元ロシア大使）
岡村善文（OECD大使、元人権人道担当大使）
山田彰（元ブラジル大使、元メキシコ大使）
上村司（日本国政府代表（中東和平担当特使）、元サウジアラビア大使）
佐藤地（元駐ハンガリー大使、元ユネスコ大使）
側嶋秀展（元ミクロネシア大使、元ザンビア大使）
香川剛廣（元国際貿易・経済担当大使、元エジプト大使）
石兼公博（元国連大使、元カナダ大使）
高岡正人（元クウェート大使、元モンゴル大使、元シドニー総領事、元イラク大使）
高木昌弘（駐ドミニカ共和国大使、元クリチバ総領事）
冨田浩司（駐米大使、元韓国大使、元イスラエル大使）
川村裕（元ノルウェー大使、元沖縄大使、元コートジボワール兼トーゴ兼ニジェール大使）
川村泰久（元カナダ大使）
嘉治美佐子（元クロアチア大使、元ジュネーヴ代表部大使）
宮島昭夫（元ポーランド大使、元トルコ大使）
重枝豊英（元リトアニア大使）
石井哲也（元トンガ大使）
岡田誠司（元バチカン大使、元南スーダン大使）
奥克彦（イラク日本人外交官射殺事件犠牲者、殉職のため大使の称号付与）
伊藤光子（世界の子どもにワクチンを日本委員会事務局長）
福嶌教輝（駐メキシコ大使、元アルゼンチン大使）
福嶌香代子（元ナッシュビル総領事）

外部リンク

* 在コンゴ民主共和国日本国大使館　大使あいさつ

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