岡田誠司

岡田誠司について

岡田誠司（おかだ せいじ）は、1956年6月2日生まれの日本の外交官です。東京都出身で、茨城県立下館第一高校、明治大学法学部を卒業後、1981年に外務省に入省しました。専門職職員としてキャリアをスタートさせ、長年にわたり日本の外交に貢献しています。

主な経歴

岡田氏は、外務省において、アジア大洋州局日韓経済協力室長、在ケニア日本国大使館公使参事官、在アフガニスタン日本国大使館公使参事官など、重要なポストを歴任しました。これらの経験を通じて、アジア、アフリカ地域における外交・経済協力に深く関わってきました。

2016年には外務省大臣官房参事官に就任し、その後、2017年から駐南スーダン特命全権大使として、南スーダンの国づくりと国際協力に尽力しました。特に、国連世界食糧計画（WFP）を通じた総額2億円の無償資金協力の書簡交換を行うなど、食糧問題の解決にも貢献しました。

2020年からは、駐バチカン特命全権大使として、バチカン市国との外交関係を担っています。バチカンは、国際社会において重要な役割を果たす国であり、岡田大使は日本とバチカンとの友好関係を深めるために活躍しています。

同期入省者

岡田氏と同期入省した外交官には、以下のような人物がいます。

兼原信克（元国家安全保障局次長、元内閣官房副長官補）
泉裕泰（日本台湾交流協会台北事務所長、元バングラデシュ大使）
上月豊久（元ロシア大使）
岡村善文（OECD大使、元人権人道担当大使）
山田彰（元ブラジル大使、元メキシコ大使）
上村司（日本国政府代表（中東和平担当特使）、元サウジアラビア大使）
佐藤地（元駐ハンガリー大使、元ユネスコ大使）
側嶋秀展（元ミクロネシア大使、元ザンビア大使）
香川剛廣（国際貿易・経済担当大使、元エジプト大使）
石兼公博（国連大使、元カナダ大使）
高岡正人（元クウェート大使、元モンゴル大使、元シドニー総領事、元イラク大使）
高木昌弘（駐ドミニカ共和国大使、元クリチバ総領事）
冨田浩司（駐米大使、元韓国大使、元イスラエル大使）
川村裕（元ノルウェー大使、元沖縄大使、元コートジボワール兼トーゴ兼ニジェール大使）
川村泰久（元カナダ大使）
嘉治美佐子（元クロアチア大使、元ジュネーヴ代表部大使）
宮島昭夫（元ポーランド大使、元トルコ大使）
重枝豊英（元リトアニア大使）
石井哲也（元トンガ大使）
冨永純正（元青年海外協力協会会長、元コンゴ民主共和国大使）
奥克彦（イラク日本人外交官射殺事件犠牲者、殉職のため大使の称号付与）
伊藤光子（世界の子どもにワクチンを日本委員会事務局長）
福嶌教輝（駐メキシコ大使、元駐アルゼンチン大使）
福嶌香代子（ナッシュビル総領事）

これらの同期入省者たちは、各々の専門分野で活躍しており、日本の外交を支える重要な人材となっています。

外交官としての姿勢

岡田氏は、国際社会における日本のプレゼンス向上と、世界平和への貢献を目指し、精力的に活動しています。その豊富な経験と知識、そして卓越した交渉力は、日本外交において重要な役割を果たしています。

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