高木昌弘

高木昌弘氏は、日本の外交官として長年にわたり国際舞台で活躍しています。1981年に東京外国語大学外国語学部英米語学科を卒業後、外務省に入省しました。外務省では、本省の中南米局での勤務を経て、1982年には在スペイン日本国大使館の副理事官として初の海外勤務を経験しました。その後も、在ウルグアイ日本国大使館三等書記官、在アルゼンチン日本国大使館二等書記官、一等書記官、在ペルー日本国大使館一等書記官など、中南米地域を中心に数々の在外公館で勤務し、外交官としてのキャリアを積み重ねました。

本省勤務では、中南米局や経済局、中南米第二課課長補佐、領事移住部邦人保護課邦人特別対策室首席事務官、領事局海外邦人安全課邦人テロ対策室、大臣官房総務課監察査察室など、様々な部署で要職を歴任しました。また、2007年には在ホンジュラス日本国大使館一等書記官、2011年には在パース日本国総領事館領事、2013年には再び在ペルー日本国大使館一等書記官、2014年には同大使館参事官として活躍しました。2018年には中南米局南米課地域調整官を務め、2020年にはクリチバ総領事に就任し、2021年からは駐ドミニカ共和国特命全権大使として、日本とドミニカ共和国の友好関係を深めるために尽力しています。

高木氏の同期には、兼原信克氏（元国家安全保障局次長兼務、元内閣官房副長官補）、泉裕泰氏（日本台湾交流協会台北事務所長、元バングラデシュ大使）、上月豊久氏（元ロシア大使）、岡村善文氏（OECD大使、元人権人道担当大使）、山田彰氏（元ブラジル大使、元メキシコ大使）、上村司氏（日本国政府代表（中東和平担当特使）、元サウジアラビア大使）、佐藤地氏（元駐ハンガリー大使、元ユネスコ大使）、側嶋秀展氏（元ミクロネシア大使、元ザンビア大使）、香川剛廣氏（元国際貿易・経済担当大使、元エジプト大使）、石兼公博氏（元国連大使、元カナダ大使）、高岡正人氏（元クウェート大使、元モンゴル大使、元シドニー総領事、元イラク大使）、冨田浩司氏（駐米大使、元韓国大使、元イスラエル大使）、川村裕氏（元ノルウェー大使、元沖縄大使、元コートジボワール兼トーゴ兼ニジェール大使）、川村泰久氏（元カナダ大使）、嘉治美佐子氏（元クロアチア大使、元ジュネーヴ代表部大使）、宮島昭夫氏（元ポーランド大使、元トルコ大使）、重枝豊英氏（元リトアニア大使）、石井哲也氏（元トンガ大使）、岡田誠司氏（元バチカン大使、元南スーダン大使）、冨永純正氏（元青年海外協力協会会長、元コンゴ民主共和国大使）、奥克彦氏（イラク日本人外交官射殺事件犠牲者、殉職により大使の称号付与）、伊藤光子氏（世界の子どもにワクチンを日本委員会事務局長）、福嶌教輝氏（駐メキシコ大使、元駐アルゼンチン大使）、福嶌香代子氏（元ナッシュビル総領事）など、多数の著名な外交官がいます。

高木氏は、これまでの外交官としての豊富な経験と知識を活かし、今後の日本外交において更なる活躍が期待されています。

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