北海道東部にあった根北線は、斜里駅から越川駅までを結んだ日本国有鉄道の鉄道路線です。1957年に開業しましたが、わずか13年後の1970年には赤字83線の一つとして廃止されました。計画では根室標津まで延伸予定でしたが実現せず、一部区間には今も遺構が残されています。
松浦輝夫は、日本人として初めて世界最高峰エベレストの頂を踏んだ登山家です。植村直己氏と共に歴史的な快挙を成し遂げた後も、K2登山隊を率いるなど日本のヒマラヤ登山を牽引。実業家としての一面も持ち、屋久島での陶芸活動を通じてネパールの子供たちを支援するなど、多岐にわたる人生を送りました。
元プロ野球選手の松本隆氏（1970年生、山口県出身）。広島東洋カープで捕手としてプレーし、引退後も同球団のブルペン捕手として貢献。高校で投手を務め、社会人での捕手転向を経てプロの世界へ進んだ人物です。
日本の登山界の黎明期を牽引し、ジャーナリストとしても多大な足跡を残した松方三郎。共同通信社の創設に尽力し、日本山岳会会長として日本人初のエベレスト登頂を成功させるなど、多彩な顔を持つ近代日本の巨人。
松岡 大吾（まつおか だいご）は、岡山県倉敷市出身の元プロ野球選手（投手）。ヤクルトのエースとして活躍した松岡弘を叔父に持ち、同球団でプレー。プロ入り8年目の1996年に一軍で初勝利を挙げた。現役引退後は球団関連事業に携わっている。
熊本県出身の元プロ野球投手、村上誠一氏の経歴。高校時代に甲子園で活躍し、ダイエーと阪神でプレー。一度現役を退くも復帰し、引退後も長年球団スタッフとして貢献。長距離走の得意な一面も。
形成外科医および精神科医。性器専門クリニックを全国展開し、包茎治療や女性器整形などで知られる。大相撲横綱朝青龍の主治医を務めたことや、王貞治氏の次女王理恵との婚約騒動で広く注目を集めた。
昭和45年1月低気圧は、1970年1月下旬から2月上旬にかけて日本列島を襲った強力な温帯低気圧です。短時間で急速に発達し「爆弾低気圧」となり、各地に甚大な被害をもたらしました。温帯低気圧として気象庁により命名された唯一の事例としても知られています。
星野おさむは、埼玉県出身の元プロ野球選手（内野手）。阪神、近鉄、楽天でプレーし、特に大阪近鉄バファローズ最後の打者として歴史に名を刻んだ。引退後は独立リーグを中心に指導者、ゼネラルマネージャーとして手腕を発揮している。
元プロ野球選手（外野手）であり、現在は政治家として活動する日高博之氏。宮崎県日向市生まれ。読売ジャイアンツでプレーした後、代議士秘書を経て政界へ。日向市議会議員を2期務め、現在は宮崎県議会議員として3期目を務める。その多様な経歴を辿る。
日本初のプロ野球チームとして東京・芝浦で産声を上げた日本運動協会。関東大震災で本拠地を失い解散するも、阪急の小林一三の支援で宝塚運動協会として再始動。日本のプロ野球の礎を築いた黎明期の球団の歴史を紐解く。
1970年4月から約8年間、NHK総合で放送された歴史番組。『日本史探訪』、後に『新日本史探訪』として、日本の歴史上の出来事や人物を深く掘り下げた。専門家ゲストの視点を現地取材で検証する手法が特徴で、民放含め初の定時歴史番組。
かつて静岡県藤枝市に存在した静岡鉄道駿遠線の中心駅、新藤枝駅の概要。1913年に藤枝新駅として開業し、国鉄藤枝駅との連携強化のため移転。最盛期は頭端式ホームを持つスイッチバック駅として賑わいましたが、駿遠線の廃止に伴い1970年に姿を消しました。跡地は再開発により変貌しています。
新村泰彦は1970年生まれの元プロサッカー選手、指導者。ジェフ市原、コンサドーレ札幌などで活躍し、引退後は育成年代の指導者として活動。長年にわたり清水エスパルス関連の組織で若手選手の育成に貢献している人物である。
斉藤進は、日本の元政治家。東京都小平市議会議員を2期、衆議院議員を1期務めました。民主党に所属し、衆議院議員としては静岡県第8区を選挙区としました。地方政治から国政へと活動の場を移し、多様な経歴を持つ人物です。
日本の元タレント、パーソナリティ。bayfmなどのラジオDJとして長年活躍し、テレビドラマ『ウルトラマンダイナ』のユミムラ・リョウ隊員役でも知られる。夫の逝去に伴い芸能活動を引退。現在はオフィスウォーカーの経営に携わり、プロデューサーとして活動している。
1970年に北山修が作詞、杉田二郎が作曲した楽曲「戦争を知らない子供たち」。ベトナム戦争下で発表され、反戦ムードの中で共感を呼び、世代を超えたメッセージを持つ代表的な反戦歌として広く知られる。
布施明の1970年のヒット曲「愛は不死鳥」は、彼のデビュー6年目にして中堅歌手としての地位を確立した代表作です。作曲家・平尾昌晃の闘病後の復活を期して書かれましたが、布施の歌唱により世に出ました。紅白歌合戦での伝説的な衣装も語り継がれています。
1970年4月5日にリリースされた、内山田洋とクール・ファイブの通算4作目シングル。発売後約1ヶ月でトップ10入りを果たし、最高位4位を記録。前作「逢わずに愛して」と共にランクインし、グループの絶頂期を象徴する一曲。
群馬県高崎市出身の元プロ野球選手、忰田幸也（かせだ ゆきなり）氏。ヤクルトスワローズに投手として在籍し、アメリカへの野球留学も経験。引退後は実家の家業を継ぎながら、若手育成にも携わる。
元プロ野球選手（捕手、外野手）。埼玉県上尾市出身。上尾高校、東洋大学で活躍後、1991年に日本ハムファイターズに入団。選手として一軍出場はなかったものの、引退後はスカウト、二軍マネージャー、コーチ、ファーム運営担当として球団に貢献。2023年にはイースタン・リーグ功労賞を受賞している。
幸田正広は東京都江戸川区出身の内野手。安田学園高から1988年ドラフト4位でヤクルトに入団し、MLB留学も経験。一軍定着は叶わず1997年に引退。会社勤務を経て女子野球チームのコーチに就任。
元プロ野球投手の岸川登俊氏は、千葉ロッテ、中日、オリックスでプレー。引退後は読売ジャイアンツの打撃投手として16年間主力選手を支え、現在は一般企業で活躍。彼の波瀾万丈な野球人生とその後のキャリアを辿る。
高知県出身の元プロ野球投手、岡幸俊氏。高校時代には甲子園で活躍し、ドラフトでは5球団が競合。ヤクルトスワローズに入団後、右肘の故障に苦しみ、外野手転向も経て現役を終えた。引退後は地元高知で社会人として働く傍ら、野球指導にも携わっている。
かつて山形県にあった山形交通尾花沢線は、大石田駅と尾花沢駅間2.6kmを結んだ短い鉄道路線。「花列車」の愛称で親しまれましたが、米や亜炭輸送を目的に開業後、1970年にその歴史に幕を閉じました。
埼玉県出身の元プロ野球選手。右投右打の外野手として中日ドラゴンズに所属した。高校時代はスラッガーとして名を馳せたが、プロ入り後は俊足強肩を生かしたプレースタイルに転換。レギュラー定着には至らなかったものの、準レギュラーやチャンスメーカーとして活躍。引退後は実業家として歩んでいる。
元プロ野球選手、山口幸勇（1970年生）。東海大甲府高時代に春夏連続で甲子園に出場し、プロ入り後は横浜大洋ホエールズに所属。一軍出場は一度のみにとどまり、早期に現役を終えた外野手。
元プロ野球選手、飲食店経営者、歌手。高校時代は「九州のバース」と呼ばれ、甲子園準優勝。ダイエーホークスでプレー後、鹿児島で居酒屋を経営し、少年野球指導や市民球団設立構想も。近年は歌手としても活動。
尾山敦（おやま つとむ）は富山県出身の元プロ野球選手。高岡商業高校で甲子園に出場し、社会人野球の住友金属では日本選手権で2度優勝、最優秀選手にも選ばれた。西武ライオンズに入団したが、怪我のため一軍登板は叶わなかった。引退後は郷里で軟式野球選手として国体優勝なども経験した。
小川祥志は、千葉県船橋市出身の元プロ野球選手（内野手）。印旛高校時代は投手と強打者として活躍し、1988年ドラフト外で中日ドラゴンズへ入団。一軍での出場経験を持ち、ファン感謝デーでの物真似でも知られた。1992年に現役を引退。
大分県佐伯市出身の元プロ野球選手、現野球指導者。西武ライオンズで内野手としてプレー後、台湾でも活躍。引退後は社会人、大学、高校と多岐にわたるカテゴリーで指導者として手腕を発揮。豊富な経験を活かし、次世代の育成に情熱を注いでいる。
群馬県中之条町にあった旧国鉄吾妻線の廃駅、太子駅は、かつて日本鋼管群馬鉄山から鉄鉱石を運び出す重要な役割を担いました。廃止後は公園として整備され、近年では駅舎やホーム、線路が復元され往時の姿を取り戻しつつあります。
元社会人野球選手・指導者。静岡高、駒澤大を経て日本生命で活躍。都市対抗優勝に主軸打者として貢献し、社会人ベストナインに複数回選出された強打者。日米大学野球日本代表、日本生命主将も務めた。現在は山岸ロジスターズ部長。
天野武文氏は、広島県広島市出身の元プロ野球選手。捕手としてヤクルトスワローズに在籍しましたが、激しいポジション争いの中、残念ながら一軍公式戦への出場機会は得られませんでした。短いプロキャリアを1993年に終えました。
大阪府出身の元プロサッカー選手、フットサル選手。大塚製薬でアマチュアとして活躍後、京都・G大阪でプロキャリアを築いた。引退後、フットサル日本代表にも選ばれるなど、二つの競技で高いレベルを経験した稀有な存在。
堀江賢治は、広島県府中市出身の元プロ野球選手（内野手）で、独立リーグの監督も務めた。横浜大洋に入団後、オリックス、近鉄を渡り歩き、堅実な守備と巧打を見せた。引退後は実家の居酒屋を経営し、一時徳島インディゴソックスの指揮を執った後、再び飲食業に専念している。
落語家・月亭可朝が1969年に世に送り出した大ヒット曲。衝撃的な導入部と物悲しい曲想のギャップ、そして社会現象ともなった「ボイン」という言葉の広まりや子供たちへの影響など、多角的に解説します。
福岡県出身の元プロ野球選手、吉元伸二。東海大第五高、三菱重工長崎を経て、1994年ドラフト4位でヤクルトスワローズに入団。プロでは一軍出場を果たせず、短い期間でユニフォームを脱いだ外野手。
1970年春にNETテレビで放送された、横山隆一率いるおとぎプロの短編アニメ集『五万匹』を基に再構成されたテレビアニメ。動物村を舞台に、様々な動物たちが毎回主人公となる100話のショートストーリー集。
1971年にTBS系列で放送されたテレビドラマ『冠婚葬祭入門』。塩月弥栄子のベストセラーを原作に、雑誌記者と建築技師の恋模様をコミカルに描いた全11話。スポーツ中継による度重なる放送休止が番組の特徴でした。
1970年8月に発生した全日空機ハイジャック事件。名古屋発札幌行きのアカシア便が男に乗っ取られ、浜松基地に緊急着陸。人質解放と引き換えに要求を突きつけ交渉するも、犯人の隙を突いて制圧された。よど号事件後に施行されたハイジャック防止法が初めて適用された事件としても知られる。
「光と影」は、対比や二面性、栄光と挫折といった概念を象徴的に表す言葉です。音楽、文学、映像作品など、多岐にわたる分野で作品タイトルとして使用されており、その多様な用例が見られます。
北海道空知郡上砂川町に存在した三井系の主要炭鉱。明治時代後期にその歴史を開始し、最盛期には北海道の三井系炭鉱で主力級の産炭量を誇った。しかし、度重なる事故や経済状況の変化により、1987年に閉山。地域の発展に貢献した。
多岐にわたる分野で用いられる「ローター」は、文字通り「回転するもの」を意味する言葉です。航空機の翼から機械の内部部品、自然現象に至るまで、その機能と形状は様々ですが、根本にあるのは「回転」という動作原理です。
ラミネートチューブは、合成樹脂やアルミ箔などを多層に重ねたシートを原料とするチューブ状容器です。歯磨き粉や化粧品など、様々な半固形物の充填に広く使われ、高い復元性と多様なデザインが可能な特徴を持ちます。
ツバキ アンナ（1970年生）は、日本の漫画家、浮世絵師。東京都を拠点に活動し、少女漫画でデビュー後、一枚絵、浮世絵へと表現の幅を広げた。劇団☆新感線やオニツカタイガーなど、多分野で作品を提供し、国内外から注目を集めているアーティスト。
ジェームズ・ヒルトンが1934年に発表した小説『チップス先生さようなら』は、一人の平凡な教師の半生を通し、激動の時代の社会変化を描いたイギリス文学の珠玉の名作です。
スモンは、整腸剤キノホルムによって引き起こされた薬害で、正式名称は亜急性脊髄視神経症。1950年代に発生し、下肢の痺れや歩行困難、視力障害などの神経症状を呈する。1970年に原因薬が製造中止となり新規患者は出ないが、難病指定され現在も治療が続いている。薬害訴訟や被害者救済制度創設にも影響を与えた。
ハウス食品が販売する即席固形カレールー「ジャワカレー」は、ローストオニオンが生み出す深いコクと、さわやかな辛さが特徴の人気商品です。インドネシアのジャワ島に由来するその名は、長年にわたり日本の食卓で親しまれています。
フランスを代表する歌手シルヴィ・ヴァルタン。「アイドルを探せ」「あなたのとりこ」など世界的ヒットを生み、エンターテイナーとして長く活躍。半世紀以上のキャリアに幕を引くパリ最終公演を発表。文化への貢献も大きい。
1970年12月20日未明、米軍統治下の沖縄県コザ市（現沖縄市）で発生した大規模な反米デモと米軍車両・施設への放火事件。米兵による交通事故が直接の発端となったが、長年にわたる米軍への不満や不公平な扱いへの怒りが背景にあった。
吉田喜重監督の代表作『エロス+虐殺』は、1970年に公開された白黒シネマスコープ作品。実在の日蔭茶屋事件を題材に、アナキストたちの愛憎劇を描き、モデルとなった人物からの訴訟という社会的な波紋も呼んだ異色の一本です。
イザヤ・ベンダサンは、思想家・評論家として知られる山本七平が使用した筆名です。『日本人とユダヤ人』の著者として広く認知され、同書が空前のベストセラーとなったことで、その正体を巡る論争が大きな社会的話題を呼びました。現在では、山本七平の単独ペンネームであることが定説とされています。
『われらサラリーマン党』は、1970年10月から1971年3月までフジテレビで放送された、社会人向けのミニアニメ。全26話が毎週水曜21時56分から22時まで放映され、漫画家・鈴木義司が唯一テレビアニメに携わった作品としても知られる。
1970年にフジテレビ系列で放送された、天界へ戻れなくなった天使チッポが人間界で騒動を巻き起こす短編テレビアニメ。全240話が放送され、製作のフジテレビ・エンタプライズがセルアニメ製作から撤退する契機となった作品として知られます。
いすゞ自動車が1972年から1983年にかけて製造した大型トラック、ニューパワーの解説。TD/TPの後継として登場し、V型エンジンなどを搭載。豊富なバリエーションを展開し、「ゴリラ顔」「ロボット顔」など特徴的なスタイルに変遷。後継の810に道を譲った、いすゞ大型トラックの歴史を飾るモデルです。
UZA（ウザ、本名：立河 吉彦）は、日本のソングライター・音楽プロデューサーであり、アグレッツエンターテインメント代表取締役。1993年にキャリアを始め、400曲以上を発表。特にアニメ『テニスの王子様』シリーズへの楽曲提供は240曲を超え、「future」などの代表曲を生み出した。ユニット活動や音楽学校運営、社会活動など幅広く活躍している。
東京都品川区西五反田に位置する複合商業施設、TOCビル（テーオーシービル）。多様な店舗や事務所、イベントスペースなどを擁し、「五反田TOC」の愛称でも親しまれてきました。再開発計画が進む中、一旦閉館を経てリニューアル後の再開が予定されています。
「SL」や「sl」は、学術的な記号から鉄道、コンピュータ、国名・言語コード、製品型式に至るまで、実に多岐にわたる分野で略称や記号として使用されています。本項目では、これらの多様な「SL」「sl」の用法について、それぞれの意味や背景を解説します。
1970年は、ジャンボジェットやエアバス社の設立など、航空輸送の変革期でした。日中の人工衛星打ち上げ、アポロ13号の危機一髪、月探査の成功、そして多発するハイジャック事件など、宇宙開発と航空安全の両面で歴史的な出来事が相次いだ年です。
1970年（昭和45年）に日本国内の劇場で商業公開された国内外の映画作品について解説する項目です。この年、多岐にわたるジャンルの邦画・洋画が封切られ、当時の映画文化の一端を知る手がかりとなります。
1970年は日本の女性史において、労働環境の改善や権利意識の向上、活発な消費者運動、そしてウーマン・リブの胎動が見られた重要な一年でした。パート・内職の待遇改善、育児休職、男女差別問題への取り組み、食品や物価への異議申し立て、女性史研究会の発足など、多様な動きが全国で展開されました。
1970年の日本文学界は、作家・三島由紀夫の衝撃的な死という歴史的な出来事が起こりました。また、新たな文学賞が創設され、芥川賞や直木賞をはじめとする主要な文学賞の受賞作が発表され、多岐にわたる注目作品が出版されました。
1970年の日本のラジオ界は、FM放送の本格的な拡大期を迎えました。各地でNHK-FMが開局し、初の民間FM専業局も誕生するなど、新たな時代の幕開けを告げる出来事が相次いだ年です。
1970年の日本のテレビは、カラー放送の本格化とUHF新局の大量開局により大きく変化しました。各局でゴールデンタイムがカラー化され、地方では民放が2局見られる地域が増加。NET系ANNの結成など、ネットワーク化の動きも進みました。
青江三奈が1968年に発表した11枚目のシングル「長崎ブルース」は、70万枚を超える大ヒットを記録し、オリコン年間チャートで10位にランクインした。翌年には同名タイトルで東映による映画も製作されるなど、青江の代表曲の一つとなった。
中村晃子が1967年に発表したシングル曲。当時流行の“一人GS”風サウンドを取り入れ、累計80万枚を売り上げる自身初のヒットを記録。この成功により、中村晃子は1968年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たしました。歌謡史に刻まれる一曲です。
北島三郎が1968年に日本クラウンよりリリースしたシングル曲『薩摩の女』は、彼の名を高めた『女（ひと）シリーズ』の中でも特に知られる一曲。鹿児島を舞台に天文館、桜島、錦江湾と、土地ならではの風景が織り込まれています。
北海道美唄市一帯に広がり、日本の石炭産業を支えた炭鉱群の総称。特に三菱美唄炭鉱と三井美唄炭鉱が知られ、エネルギー供給の要として栄えた。多くの歴史的な出来事や変遷を経て閉山したが、一部では現在も露天掘りによる採掘が行われている。
福岡県糟屋郡篠栗町にある、JR九州篠栗線（福北ゆたか線）の主要駅です。駅番号はJC06。町の中心部に位置し、2面3線のホームを備えています。通勤・通学の拠点として多くの利用者に親しまれています。
1968年に日本テレビ系列で放送された異色のワイドショー。常に生放送、台本なしを原則とし、「いま何が起こっているか」を追う型破りな番組で、初回放送での大混乱が社会的な話題となり、「ハプニング」を流行語にするきっかけを作りました。
1968年10月21日、国際反戦デーに発生した新宿騒擾事件は、過激な新左翼勢力が新宿駅で引き起こした大規模な暴動です。駅施設破壊、交通麻痺を招き、多数が逮捕されました。当時の社会情勢を象徴する出来事です。
ヒデとロザンナの鮮烈なデビューを飾った楽曲「愛の奇跡」。1968年リリース当時はB面収録ながら、地方有線放送からのリクエストを機に人気爆発。異例の経過をたどり、最終的にはミリオンセラーを達成した不朽のラブソングです。
「恋のしずく」は、1968年1月20日にリリースされた伊東ゆかり氏のシングルです。オリコンチャートで女性アーティスト初の1位を獲得し、年間チャートでも上位にランクインするなど、彼女の代表曲の一つとして知られています。
1968年にリリースされた中井昭・高橋勝とコロラティーノの代表曲『思案橋ブルース』。キャバレーでの演奏から誕生し、長崎のご当地ソングとしてオリコン最高3位を記録。同時期のヒット群と共に長崎ブームを牽引し、彼らにとって唯一にして最大のヒットとなりました。
静岡県川根本町の深い山間にある寸又峡温泉は、硫黄泉の「美人の湯」として親しまれています。南アルプスの美しい自然に囲まれ、温泉街には8軒の宿が佇みます。歴史的な背景を持つ一方、現在はツーリングの名所としても賑わいを見せています。大井川鐵道の旅と合わせて、秘境の湯を体験できます。
日本の競馬界で騎手、そして調教師として長きにわたり活躍した宮本 悳（みやもと いさお）氏。騎手として八大競走3勝を挙げ、特にリュウフォーレルでの天皇賞・秋、有馬記念連勝、タニノハローモアでの日本ダービー制覇は特筆されます。後に調教師としても重賞勝ち馬を育成し、その生涯を競馬に捧げました。
かつて茨城交通茨城線に存在した大学前駅は、現在の水戸市新原に位置し、茨城交通茨大前営業所の一部となっています。1928年に兵営前駅として開業後、南袴塚駅、そして大学前駅と名称を変え、水浜線との接続を経て1971年にその歴史に幕を下ろしました。
静岡県志太郡大井川町（現・焼津市）に位置していた、静岡鉄道駿遠線の廃駅、大井川駅に関する記事です。藤相鉄道の駅として開業し、路線の延伸と一部区間廃止に伴い二度にわたり終着駅となった歴史を持ちます。現在は駅跡地は住宅地となっています。
「北海道大博覧会」は、1968年に北海道百年記念事業の一環として札幌市真駒内公園で開催された博覧会。北海道開発の現状を紹介し、多くの企業・国が出展。約163万人が来場し、地域の発展に貢献しました。
英語の"recipient"は、価値あるものやサービスを享受する主体を指す言葉です。個人、組織、政府など多様な存在が該当し、特に表彰、行政、医療といった多岐にわたる分野で、何かを受け取る側として用いられます。
東海林さだお氏が週刊文春に連載する漫画『タンマ君』。1968年開始の本作は、日本の漫画史上屈指の長寿作品であり、現在連載中では2番目、終了作含め3番目の記録を持つ。その歴史と単行本情報を紹介。
1968年にオックスが放った鮮烈なデビューシングル「ガール・フレンド」。筒美京平によるフルートの響きとアイドル性を兼ね備えたソフトロック調サウンドは、グループサウンズ後期を彩る代表曲の一つとして知られています。B面は「花の指環」。
ザ・テンプターズが1968年6月15日に発表した通算3枚目のシングル楽曲。グループ最大のヒットを記録し、オリコンチャートで初の1位を獲得。日本のグループサウンズを代表する名曲の一つとして知られています。
日本たばこ産業が製造・販売する国産たばこ銘柄。旧3級品として安価で親しまれ、増税期に売上を伸ばした歴史を持つ。紙巻たばことしては一度廃止されたが、2024年に装いを新たに復活を遂げた。
1968年に滋賀県大津市で開催された「びわこ大博覧会」は、大津市制70周年・滋賀県政100周年記念行事。琵琶湖と地域の未来像を探求し、日本万国博覧会への序曲とも位置づけられたこの地方博は、約98万人の来場者を得て賑わいました。
東京都町田市に位置する東急田園都市線の駅。1968年開業、当初は終着駅でした。著名人が選考に携わった町名公募で誕生した計画住宅地の中心駅で、住民協約により守られた落ち着いた街並みが特徴。準急停車駅です。
1968年（昭和43年）の鉄道分野における主な出来事をまとめたものです。多くの新線開業・延伸、路線の廃止、複線化や電化の進展、新型車両の登場、そして複数の事故が発生しました。
1968年の航空分野は、重大事故、新型機の登場、そして宇宙開発における飛躍的な進歩が交錯した激動の年でした。核弾頭搭載機の墜落や著名宇宙飛行士の事故死、大型旅客機B747や超音速機Tu-144の公開、アポロ計画初の有人月周回飛行成功など、歴史的な出来事が集中しました。
1968年の日本のラジオ界は、NHKによる受信料廃止という大きな変化を迎えました。また、FM放送の法制度が整い、新しい時代に向けた動きが活発化。多岐にわたる新番組も誕生し、ラジオ文化の新たな展開が見られた年です。
静岡県東部に位置し、かつて富士郡に属していた自治体、鷹岡町（たかおかちょう）。現在の富士市中心部北西、身延線沿線の地域にあたり、1966年に富士市、吉原市との合併によりその歴史に幕を閉じました。町制前の鷹岡村時代も含め、地域の変遷をたどります。
1966年1月9日未明、神奈川県川崎市の金井ビルで発生した火災。死者12人、負傷者14人を出し、日本初の多数死者を伴う雑居ビル火災として、雑居ビル概念の定着や建築基準法改正の契機となった。
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