KOTOKOのメジャーデビュー20周年を記念したセルフカバーアルバム。アニメソングと電波ソングを中心に、過去の名曲を新たなアレンジで再録。2023年9月13日発売。
「リアル鬼ごっこ」は、同名映画のタイアップとして発表された2つの異なる楽曲を指します。KOTOKOが2007年の映画主題歌として、GLIM SPANKYが2015年映画のイメージ曲としてリリースしました。
KOTOKOの5枚目のオリジナルアルバム『ヒラく宇宙ポケット』。I've独立後初のメジャー作として2011年に発表。全曲書き下ろし、セルフプロデュースに初挑戦した意欲作。
KOTOKOの4作目のメジャーアルバム。近未来をテーマとし、ツアー中に制作された本作は、重厚なデジタルサウンドと変幻自在の歌声が織りなす壮大な世界観が魅力。シングル曲や初の洋楽カバーも収録し、オリコン週間12位を記録した重要作。
ivoryが制作、JANISより発売されたPC向け18禁恋愛AVG。とらいあんぐるハート本編3作とファンディスク、新規ミニシナリオを網羅した集大成。フルボイス対応やエンジンの改良が行われ、シリーズの集大成としてファンに親しまれた作品です。
ivory制作、JANISより発売されたゲーム『とらいあんぐるハート』シリーズのドラマCD群、「サウンドステージ」シリーズについての項目です。ゲーム本編の世界観やキャラクターを掘り下げ、楽曲を多数収録しています。関連するその他のCD作品についても記述します。
KOTOKOの9thオリジナルアルバム『すぅぃ〜とさいくろん-☆いぇいっ☆-』。2022年発売、3年ぶりの本作は「電波ソング」をテーマに、代表曲のセルフカバーや人気ゲーム主題歌などを収録。ファン待望の一枚。
2003年に戯画より発売されたゲーム『カラフルキッス』の主題歌。KOTOKO作詞・ボーカル、C.G mix作曲・編曲。電波ソングの代表格として知られ、予測不能な展開とパフォーマンスが特徴。ゲーム音楽シーンのみならず、後の音楽家にも影響を与えた一曲。
KOTOKOの7枚目のシングル「きれいな旋律」は、2007年3月7日にジェネオンエンタテインメントからリリース。マーティ・フリードマン作曲、今野緒雪作詞、I'veアレンジという異色のコラボレーションが実現。OVA『マリア様がみてる 3rdシーズン』のエンディングテーマ。
2004年発表のゲーム『カラフルハート』主題歌「きゅるるんKissでジャンボ♪♪」。前作の成功を受け、コミカルな合いの手が特徴的な人気楽曲。発表当初は入手困難だったが、現在では様々な方法で楽しむことができ、KOTOKOのライブでも頻繁に歌われている。
2002年放送のテレビアニメ『おねがい☆ティーチャー』の楽曲を収めたサウンドトラックシリーズ。折戸伸治が音楽、I've Soundが主題歌制作を担当。DVD初回限定盤の特典としてのみ提供され、全3巻で展開された。
シンガーソングライターKOTOKOの18枚目のシングル。2012年5月16日発売。テレビアニメ『アクセル・ワールド』の前期エンディングテーマに起用された表題曲「→unfinished→」を収録。
KOTOKOの通算22枚目となるシングル「ZoNE-iT」は、2014年11月5日にワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントよりリリースされました。テレビアニメ『白銀の意思 アルジェヴォルン』のオープニングテーマと挿入歌を収録。疾走感溢れる表題曲と壮大なカップリングで、初回限定盤にはMVなどを収めたDVDが付属します。
KOTOKOと藤弥美里によるスプリットシングル。PCゲーム『夏色の砂時計』のOP/ED主題歌を収録し、2002年末のコミケ63で限定販売された作品。両アーティストの正規ディスコグラフィには含まれないが、後にKOTOKOのBOXセット等に収録された経緯を持つ。PS2版EDは水樹奈々が担当。
KOTOKOによるシングル『U make 愛 dream』は、2008年10月にサービスを開始したオンラインの仮想生活空間『ai sp@ce』のために制作されたテーマソングです。映像特典付き初回限定盤は存在しませんが、CD-ROMを同梱した形態がリリースされました。
KOTOKOの8枚目となるオリジナルアルバム『tears cyclone -醒-』は、メジャーデビュー15周年を飾る2部作の後編として2019年にリリース。I've元メンバーの中沢伴行との完全コラボレーションが実現した意欲作で、「覚醒」をテーマにKOTOKOの新たな挑戦が詰まっている。オリコン週間チャートでは26位を記録した。
KOTOKOの7枚目のオリジナルアルバム『tears cyclone -廻-』。2018年6月27日NBCユニバーサル発売。約5年ぶりとなる本作は、メジャーデビュー15周年企画第1弾であり、I'veの高瀬一矢と完全タッグを組んだ原点回帰的な意欲作。
KOTOKOの20thシングル「TOUGH INTENTION」は、アニメ『白銀の意思 アルジェヴォルン』OPテーマ。カップリング「ARCH」は10周年ツアーを記念。力強い歌声が光るロックチューンとして評価された楽曲群を紹介します。
『Stokesia』は、2002年12月25日にLantisより発売された、人気アニメ『おねがい☆ティーチャー』に特化した初のヴォーカルアルバムです。オープニング・エンディング主題歌はもちろん、発表済みのイメージソングや、当時DVD初回盤付属サントラCD限定曲まで含め、作品を彩る楽曲を幅広く集めたファン必携の音楽集。国内だけでなく、アメリカでもリリースされました。
KOTOKOがフィアッセ・クリステラ名義で2003年に発表したミニアルバム。OVA『とらいあんぐるハート 〜Sweet Songs Forever〜』関連のキャラソン集で、コミケ限定販売のインディーズ作品。メジャーデビュー前の貴重な一枚であり、後にベスト盤で一部楽曲がメジャー初収録された。
KOTOKOのメジャー12作目シングル『Special Life!』は、アニメ『仮面のメイドガイ』OPテーマ曲を収録。カップリング曲「capriccio〜心はいつも曇りのち晴れ〜」を含む全4曲。DVD付初回盤にはサイパン撮影のPVが付属し、多彩な魅力を持つ一枚です。
KOTOKOが2009年6月24日に発表したシングル「snIpe」。同日リリースの別シングルと同時に登場し、I've設立10周年記念ボックスからのシングルカットという経緯を持つ。CD+DVD形態で販売され、カップリングには武道館ライブ音源「Close to me…」を収録。初のノンタイアップ作品としても記憶される一枚。
I'veが2003年に発表したインディーズアルバム『SHORT CIRCUIT』に収められた、KOTOKOの楽曲。明るい曲調で、ライブではアンコールを飾る定番曲として親しまれている。合いの手での観客との一体感や、珍しいラップパートが特徴。
KOTOKOのセカンドシングル「Shooting Star」は、アニメ『おねがい☆ティーチャー』のオープニングテーマとして知られる代表曲。作曲を折戸伸治、編曲を高瀬一矢が手掛け、後年のアニソン史においても重要な楽曲と評価されている。
2001年に誕生したKOTOKOの楽曲「sensitive」。アダルトゲーム『義妹 ～背徳の契り～』のオープニングテーマとして広く知られ、その後コンピレーション盤やボックスセットに収録され、ライブでもたびたび披露されているファンに愛される一曲です。
日本の歌手KOTOKOとMELLによる楽曲。コンピュータゲーム『とらいあんぐるハート3』EDテーマとして誕生し、その後I've所属アーティストによる複数のバージョンが制作され、ライブでも披露されるなど、I'veの歴史において重要な位置を占める一曲。
『Second Flight』は、テレビアニメ『おねがい☆ツインズ』OPとしてリリースされたKOTOKOと佐藤裕美のシングル。I've Soundが外部歌手と組んだ唯一の楽曲で、オリコン15位、累計約3.5万枚を記録。異色のコラボが話題となった。
KOTOKOの配信限定両A面シングル「SWEET×SWEET/NEGAIGOTO」は、2020年11月27日発表。PHA作詞・作曲の両楽曲はゲーム『ネコぱら Vol.4』主題歌として使用。同人作品であり、公式ディスコグラフィーには含まれない異色の作品です。
I'veによるコンセプトアルバムシリーズ「SHORT CIRCUIT」の第3作。2010年発売。電波ソングを中心とした楽曲が収録されており、KOTOKOや詩月カオリに加え、新ユニットLarval Stage Planningなどの楽曲を収載。
『SHORT CIRCUIT』は、音楽制作集団I'veが2003年にリリースした初のコンセプトアルバム。有末つかさによる「革命音戦士」コンセプトのジャケットが特徴で、KOTOKOや詩月カオリらが参加。電波ソングを含む多様な楽曲を収録し、I'veの初期活動における重要な一枚となった。発売記念イベントも開催。
KOTOKOの14枚目シングル「SCREW」は2009年12月16日発売。押井守監督の長編実写映画『ASSAULT GIRLS』主題歌として知られ、KOTOKOにとって実写作品へのタイアップは2年ぶりとなりました。初回限定盤には、特典として表題曲のミュージックビデオを収録したDVDが付属しています。
KOTOKOのメジャー2ndシングル「Re-sublimity」は2004年11月17日発売。アニメ『神無月の巫女』主題歌として広く知られ、KOTOKOのシングルとして最高のセールスを記録した代表曲です。
歌姫、川田まみの鮮烈なメジャーデビューを飾り、一方ではKOTOKOのメジャー3作目として世に放たれた記念碑的シングル。「radiance」と「地に還る 〜on the Earth〜」は共にアニメ『スターシップ・オペレーターズ』の主題歌として多くの耳目を集めた。
テレビアニメ『おねがい☆ツインズ』の世界を彩るサウンドトラックアルバム『Photograph』。Aifmade+が音楽を担当し、主題歌のTVサイズ版や、DVD初回限定盤付属サントラに収録された貴重なBGMを多数収録。2005年2月23日にLantisより発売された。
日本のシンガーソングライターKOTOKOと音楽ユニットALTIMAが共同でリリースしたシングル「PLASMIC FIRE」。アニメ映画『アクセル・ワールド INFINITE∞BURST』のテーマソングとして生まれ、4種類の異なる盤で提供され、それぞれに独自の楽曲や映像特典が収められた意欲作です。
北海道札幌市の音楽制作集団I'veのクリエイターとシンガーソングライターKOTOKOによる日本のパンク・ロックユニット、Outer（アウター）。2000年デビュー、2012年末に活動停止したが、2021年I've結成20周年で再始動した。
KOTOKOと佐藤ひろ美が歌唱する「One-Chance!!」は、KOTOKOが作詞し藤田淳平が作曲を手がけた楽曲。PCゲーム『ピュアガール』のOPテーマとして使用され、2015年3月25日に配信限定シングルとして発表された両者にとって4曲目の共同制作。
TOKYO FMが制作・放送した音楽番組「music storage」。2004年7月から2009年3月まで約5年間放送され、「出会い創造系番組」をコンセプトに掲げ、当初はロケ形式でスタート。放送期間中に形式や時間を変えながら、多彩なゲストと共に様々な音楽情報を届けました。
川田まみのファイナルベストアルバム「MAMI KAWADA BEST "F"」。2016年の歌手活動引退に際しリリースされた、キャリア初期から発表済みの楽曲35曲に新曲を加えた集大成。豪華特典付き初回盤も発売され、引退ライブ映像や貴重音源も収録されたファン必携の一枚です。
テレビアニメ『おねがい☆ティーチャー』のイメージソングCD、「LOVE A RIDDLE/I can't get over your best smile」の詳細。KOTOKO歌唱の楽曲に加え、作品世界を彩るBGMや井上喜久子によるポエム朗読を収録。
『LEVEL OCTAVE』は、I've Girls Compilationシリーズの第8弾として、2012年8月31日にリリースされたインディーズアルバムです。ソフトウェア取扱店限定で販売され、I've所属アーティストによる楽曲が多数収録されています。
シンガーソングライターKOTOKOが、自身の出身地である北海道のFM局AIR-G'で2004年からパーソナリティを務めるラジオ番組。リスナーを学園の「生徒」に見立て、校長として音楽や恋愛、進路など多様なテーマで語りかける。不定期で長時間の特別番組も放送。
「KOTOKO MUSIC VIDEO COLLECTION "26stories"」は、日本の歌手KOTOKOがメジャーデビュー10周年を記念し、2015年に発表した初のミュージックビデオ集です。これまでのMVの大半に加え、新規制作された「覚えてていいよ」2015 ver.を収録。初のBD規格採用作品。
KOTOKO初のライブDVD『KOTOKO LIVE TOUR 2004 WINTER〜冬の雫が連れて来た君が聖者だ★Happy White X'mas★〜』。2005年4月1日発売。2004年12月26日の東京厚生年金会館公演を収録し、彼女にとってKOTOKO名義で最初の映像作品となった記念碑的な一本。
KOTOKOがキャリアを通じて担当した全てのアニメソングを網羅した、3枚目のベストアルバム。2020年11月17日に発売され、代表曲「Re-sublimity」発売16周年を記念したリリース。
歌手KOTOKOがメジャーデビュー10周年を記念して行ったライブツアーの最終公演を映像化した作品。2015年発売、自身初のBlu-ray化で、記念すべき一夜の熱狂を収めている。
KOTOKOの楽曲「jihad」（ジハド）は、2009年発売のアダルトゲーム『BALDR SKY Dive2 "RECORDARE"』のオープニングテーマです。作詞をKOTOKO、作曲をC.G mixが担当。前作に続くバルドスカイシリーズ関連曲であり、独特のタイトルと発表形態が話題となりました。
KOTOKOが2001年に発表した楽曲「I pray to stop my cry」は、アダルトゲーム『凌辱看護婦学院』主題歌として誕生。当初はゲーム付録CDのみの収録だったが、後に複数のコンピレーションアルバムやKOTOKO自身のアルバム、さらに他アーティストによるカバー版も発表され、長きにわたり親しまれている楽曲です。
I've MANIA Tracks Vol.IIIは、2010年12月29日にリリースされたI'veのインディーズアルバムです。MANIA Tracksシリーズの完結編として、I've Girls Compilation未収録の特殊・レア音源や、創成期からの知られざる名曲群を厳選収録。コミックマーケット79の会場にて限定販売された、ファン必携の一枚です。
2009年12月29日、I'veがインディーズで発売したアルバム。「MANIA Tracks」シリーズ第2弾として、通常のシリーズ収録が難しい特殊音源や現在では入手困難なレア曲、黎明期の隠れた名曲を集め、コミックマーケット77などで限定販売された作品。
日本のシンガーソングライターKOTOKOの記念すべきファーストシングル「hitorigoto」。自主制作に近い形で発表された本作は、後のメジャー活動への礎を築いた重要な作品です。
fripSideの結成15周年を記念し、さいたまスーパーアリーナで開催されたライブの模様を収めた3作目の映像作品。ゲスト多数出演。
日本の歌手、KOTOKOが2022年1月19日にリリースした24枚目のシングル「Fastest!」。前作から約1年ぶりとなる本作は、テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』のエンディングテーマに起用された表題曲を収録しています。
KOTOKOが歌う「Face of Fact」は、アダルトゲーム『BALDR FORCE』を象徴する楽曲です。その後の派生作品やコンピレーション盤に収録され、長くファンに愛される一曲となりました。
『Evidence nine』は、2014年9月26日にI'veからリリースされた『I've Girls Compilation』シリーズ第9弾。ソフトウェア取扱店限定で販売された全14曲収録のアルバム。
KOTOKOのキャリアにおける重要楽曲「Close to me…」。2000年にアダルトゲーム主題歌として発表され、彼女がI'veと初めてタッグを組み作詞とボーカルを担当、実質的なデビューを飾った記念碑的作品です。その制作秘話や多彩な収録・カバー展開を解説します。
KOTOKOが2006年10月25日にリリースした通算6作目のシングル。OVA『マリア様がみてる』の主題歌として制作され、原作者の今野緒雪氏が作詞。ジャケットには作品の主要人物が登場し、初回盤にはPV収録DVDが付属。
2001年にリリースされたゲーム『コスって! My Honey』の主題歌。KOTOKOが作詞・作曲・ボーカルを務め、彼女にとって初の作詞作曲楽曲。可愛らしい歌詞と特徴的な台詞パートが印象的で、後のI've武道館公演でも披露された思い入れの深い一曲。
日本の作曲家、編曲家、シンガーソングライター、キーボーディスト、音楽プロデューサー。人気音楽制作集団I'veのメインクリエイターの一人であり、数多くのゲームやアニメの主題歌を手がける。グループ内では稀有な男性ボーカリストとしても知られ、多様な楽曲を生み出し続けている。
日本の女性歌手KOTOKOによる通算5枚目のシングルとして2006年3月23日に発売。TVアニメ『灼眼のシャナ』後期OPテーマとして知られ、オリコン週間チャートで自己最高の4位を獲得。作詞・作曲を自身が手がけた意欲作です。
KOTOKOのメジャー11枚目シングル「BLAZE」。人気アニメ『灼眼のシャナII』の後期オープニングテーマとして知られ、カップリング曲も同作エンディングを担当。2008年3月12日リリース。約3ヶ月ぶりの新作で、品番体系変更やPVでの新たな試みが特徴の重要シングルです。
日本の歌手KOTOKOによる通算3作目のライブ映像作品。メジャーデビュー5周年および歌手活動10周年を記念し、2010年1月23日に行われた自身初の単独日本武道館公演を収録。「thank you" and "from now" KOTOKO LIVE IN BUDOKAN 2010 『Pleasure X Pleasure = Pleasure!!!』として2010年7月7日に発売された。
アメリカ合衆国の漫画家・イラストレーター、フレッド・ギャラガー。『メガトーキョー』の著者として著名。建築家から転身し、インターネット上では「Piro」名義。日本の漫画やゲームの影響を受けた作風で、ウェブと出版の両方で成功を収めている。
ハイドンが作曲した弦楽四重奏曲集、作品71「第1アポーニー四重奏曲」。アポーニー伯爵に献呈された全6曲の一部で、1793年頃に書かれ、ロンドン旅行後の円熟期を代表する傑作群です。
ハイドンの弦楽四重奏曲第80番 変ホ長調 作品76-6は、1797年作曲の『エルデーディ四重奏曲集』の掉尾を飾る傑作。特にロ長調で始まりめまぐるしい転調を見せる第2楽章「幻想曲」が特徴。全4楽章からなり、古典派円熟期の創意が光る。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1797年に作曲した弦楽四重奏曲。作品76『エルデーディ四重奏曲』全6曲中の1曲で、第4番にあたる。第1楽章冒頭が日の出を連想させることから、『日の出』四重奏曲の愛称で親しまれている。古典派弦楽四重奏曲の代表作の一つ。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1797年に作曲した弦楽四重奏曲。円熟期を代表する「エルデーディ四重奏曲」作品76の第1曲であり、全4楽章から構成されます。ハイドンらしい機知と深みが共存する約20分の傑作です。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの弦楽四重奏曲の全貌に迫ります。ホーボーケン目録での位置づけ、作品番号の由来、作曲時期の変遷、作品数に関する長年の議論、そして初期の形態や呼称の変遷など、この重要なジャンルにおけるハイドンの足跡を詳細に解説します。
ヴェネツィア共和国に実在したピエタ慈善院は、孤児・棄児を保護し、教育を施した歴史的な施設です。特に付属音楽院はヴィヴァルディが指導し、優れた女性演奏家を輩出。その音楽活動は運営を支えました。
イタリアの作曲家フランチェスコ・ドゥランテが手がけた、作詞者不明の優美な歌曲（アリエッタ）。『イタリア歌曲集』に収録され、声楽学習者を含む多くの人々に親しまれているバロック時代の小品です。
全音楽譜出版社刊の「イタリア歌曲集」は、17-18世紀の古典アリアなどを元にした声楽作品集で、日本の声楽学習者にとって不可欠な存在。アレッサンドロ・パリゾッティ編纂の原典を基に畑中良輔が監修。広く普及している一方、名称と内容には乖離がある。
イタリア共和国カンパニア州カゼルタ県に位置する基礎自治体、サンタルピーノ（Sant'Arpino）。約15,000人の住民が暮らすこのコムーネは、周辺の複数の自治体と隣接しています。
ブランデンブルク＝アンスバッハ辺境伯ヴィルヘルム・フリードリヒ（1686-1723）。異母兄の死去後、未成年で領地を継承し、摂政のもと統治を開始。アンスバッハ侯領における幼君時代の連続を背景に持つ人物。
シュミットミューレンの戦いは、スペイン継承戦争中の1703年3月28日にバイエルン選帝侯軍と神聖ローマ帝国軍の間で起こった戦闘。バイエルン軍が勝利しましたが、その後の戦略的制約により成果は限定的で、オーバープファルツの戦況に影響を与えた一戦です。
クリスティアン･アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク＝アンスバッハ辺境伯（1675-1692）は、フランケン地方アンスバッハ侯領の君主。父ヨハン・フリードリヒ辺境伯の死後、11歳で位を継ぐが、摂政の後見の下に置かれ、成人前に死去したため、自身が統治することはなかった。後継者がないまま世を去り、辺境伯領は弟ゲオルク・フリードリヒに継承された。
20世紀ドイツを代表する音楽学者、カール・ダールハウス（1928-1989）。理論的なアプローチで知られ、冷戦下の音楽学の発展に貢献。クラシック音楽史、特に19世紀ロマン派やワーグナー研究、音楽理論・美学にも多大な功績を残した。
オーストリアのチロル州に位置するキッツビュールは、絵のように美しい山岳都市です。特にウィンタースポーツの中心地として世界的に知られ、アルペンスキー界最高峰の大会、ハーネンカム大会の開催地として名高いです。古くは都市特権を持ち、国際的な交流も盛んな歴史と文化に彩られた町。
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが1739年に作曲した、音楽の守護聖人聖セシリアを称える頌歌。ジョン・ドライデンの詩に基づき、音楽の多様な表現力と力を描く約50分の作品。
イタリアのバロック音楽家ジョバンニ・バティスタ・ヴィターリ（1632-1692）は、ヴィオローネ奏者、歌手、そして作曲家として知られる。ボローニャやモデナの宮廷で活動し、器楽ソナタ、特にトリオ・ソナタの発展に大きく貢献。アルカンジェロ・コレッリなど後世の作曲家に影響を与えたその功績は大きい。
日系ドイツ人のヴァイオリン奏者、ミドリ・ザイラー。古楽演奏の第一人者として国際的に活躍し、ベルリン古楽アカデミーのコンサートミストレスを務める。また、ザルツブルク・モーツァルテウム大学で教鞭を執り、後進の育成にも尽力。伝統に根ざしつつも、舞踏との融合など革新的な試みでも知られる。
ベルギーを拠点に活動するアニマ・エテルナは、1985年にヨス・ファン・インマゼールによって創設された古楽器オーケストラです。古典派から近代まで幅広い時代の作品を歴史的な楽器を用いて演奏し、多数の録音でも知られています。2024年には設立者のインマゼールがその職を解かれました。
日本の作曲家、音楽理論家として知られる丸田昭三（1928年生）。東京藝術大学で石桁真礼生に師事後、ミュンヘンでも研鑽を積んだ。作曲グループ「環」に所属し、代表作に弦楽四重奏のための「イントロダクションとパッサカリア」がある。また、日本の音楽教育に広く影響を与えた「芸大和声」教科書の執筆者の一人としても重要な役割を果たした。
オーストラリアとイギリス出身の女性4人組による弦楽四重奏団、ボンド。クラシックの名曲に斬新なアレンジを施し、華やかなヴィジュアルとパフォーマンスでクラシック・クロスオーバーというジャンルを牽引。日本でも多くの楽曲がメディアで起用され人気を博した。
日本のレコードプロデューサー、音楽評論家。旧東芝EMIでブルーノートの姉妹レーベル「サムシンエルス」を創設し、数多くのジャズ作品を世に送り出した。ビートルズの国内盤統括や執筆、メディア出演など、多岐にわたり日本の音楽シーンに貢献した。
イタリアの著名なソングライター、ルーチョ・クアラントット（1957-2012）。アンドレア・ボチェッリの代表曲「君と旅立とう（タイム・トゥ・セイ・グッバイ）」をはじめ、多くの人気曲を作詞。共同作業者フランチェスコ・サルトーリと共に、ボチェッリのキャリアを支えた。晩年は悲劇的な最期を迎えた。
イタリア出身の作曲家、フランチェスコ・サルトーリは、ピアノとトランペットも演奏する音楽家です。特にアンドレア・ボチェッリの代表曲「君と旅立とう（タイム・トゥ・セイ・グッバイ）」の作曲家として知られ、作詞家のルーチョ・クアラントットと共にボチェッリの多くの人気曲を手がけました。
ブラジル音楽界が誇る巨匠、エルメート・パスコアール（1936年-）。アルビノとして自然と向き合い、即興と革新に満ちた音楽で世界を魅了。多種多様な楽器を操り、ブラジル音楽に新たな地平を切り開いた最重要人物の一人。
寺井尚子が2008年に発表した11枚目のアルバム『Petite Fleur〜Amapola』（小さな花〜アマポーラ）。ジャズヴァイオリニストの円熟した演奏が光る一枚。
ポーランドの作曲家・音楽教師ボレスワフ・シャベルスキ。シマノフスキに師事し、カトヴィツェ音楽大学で教鞭を執る。新ポーランド楽派に影響を与え、グレツキらを育成。初期は新古典主義、後期は音列技法と作風を変遷させた。
チェコ共和国の首都プラハで、歴史あるプラハの春音楽祭の一環として開催される国際音楽コンクール。若手音楽家の登竜門として、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、多様な管楽器、声楽、指揮など幅広い部門を擁し、国際的なキャリア形成の機会を提供している。
ウクライナ南西部の古都カームヤネツィ＝ポジーリシクィイは、スモトリチ川沿いの要害の地に築かれた歴史的な中心地です。ポーランド時代に栄えた堅固な要塞都市は、多民族・多文化が交流する地として幾多の動乱を経て、現在は豊かな歴史遺産を活かした観光地として知られています。
パウル・ヒンデミットが1933～34年に作曲した交響曲。同名オペラと同時期に素材を共有して書かれ、ヒンデミットの代表作の一つです。16世紀ドイツの画家マティアス・グリューネヴァルトの生涯と作品「イーゼンハイム祭壇画」に着想を得ています。その初演は、後にヒンデミット事件と呼ばれる政治問題を引き起こしました。
ジェルジ・リゲティが1961年に作曲した管弦楽曲『アトモスフェール』。全編がトーン・クラスターで構成され、従来の管弦楽にない響きを探求。映画『2001年宇宙の旅』での使用により広く認知された。
日本のドイツ文学者であり詩人である石川道雄（1900-1959）は、E.T.A.ホフマン作品の優れた翻訳家として知られます。日夏耿之介に師事して詩作にも励み、詩誌の編集に携わったほか、戦後は大学教授として後進の指導にあたりました。
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。