新奥杯世界囲碁オープン戦

新奥杯世界囲碁オープン戦

新奥杯世界囲碁オープン戦は、国際囲碁連盟が主催し、中国棋牌運動管理センターなどが共催・後援する国際的な囲碁棋戦です。2016年に創設され、中国を舞台に世界各国のトップ棋士たちが覇を競います。

大会概要

主催: 国際囲碁連盟、中国棋牌運動管理センター（中国棋院）、河北省体育局、廊坊市人民政府
共催: 日本棋院、韓国棋院
後援: 新奥集団
優勝賞金: 220万元

出場選手

第1回大会では、中国、日本、韓国、中華台北の代表選手に加え、主催者推薦選手、そしてオープン予選を勝ち抜いた選手、総勢64名が出場しました。第2回以降は、前回大会の上位2名がシード選手となり、予選通過枠は48名となっています。予選には、女子枠、中老年枠、世界枠などが設けられています。

対局方式

大会はトーナメント方式で進行します。ベスト16以降は毎回抽選で組み合わせが決定され、準決勝は三番勝負、決勝は五番勝負という長丁場の戦いとなります。

ルール: 中国ルール
コミ: 7目半
持ち時間:
予選: 各2時間、1分の秒読み5回
本戦: 各2時間30分、1分の秒読み5回

過去の優勝者

2017年 (第1回): 柯潔（中国）

第1回大会詳細

日程

予選: 2016年5月
1-3回戦: 2016年11月6-10日
準々決勝: 2017年5月7日
準決勝: 2017年5月9-12日
決勝戦: 2017年12月20-26日

各国推薦選手

中国: 柯潔、周睿羊、陳耀燁、古力、連笑
日本: 伊田篤史、本木克弥、結城聡
韓国: 姜東潤、朴廷桓、申眞諝
中華台北: 王元均
主催者推薦: 時越、李世ドル

予選勝抜者

多数の棋士が参加した予選を勝ち抜いた棋士は以下の通りです。

中国: 江維傑、羋昱廷、唐韋星、范廷鈺、檀嘯、彭筌、呉震宇、汪涛、黄雲嵩、李康、舒一笑、鄔光亜、陳玉儂、謝科、范胤、張東嶽、秦悦欣、黄静遠、陳梓健、范蘊若、李喆、王世一、許嘉陽、張維、胡躍峰、胡耀宇、陳賢、彭立尭、李銘、陶欣然、夏晨琨、党毅飛
韓国: 金志錫、許映皓、趙漢乗、韓昇周、安国鉉、白洪淅、朴正祥、魏太雄、金起用、卞相壹、安成浚、羅玄
日本: 富士田明彦
女子枠: 曹又尹、張璇
中老年枠: 兪斌、方天豊
世界枠: 江鋳久

結果（3回戦、準々決勝、準決勝、決勝）

3回戦、準々決勝、準決勝と激戦が繰り広げられ、決勝では柯潔が彭立尭を破り、初代王者に輝きました。

3回戦の対戦カードと勝者: 周睿羊、申眞諝、彭立尭、時越、柯潔、連笑、李喆、壇嘯
準々決勝の対戦カードと勝者: 周睿羊、彭立尭、柯潔、李喆
準決勝の結果: 彭立尭 2-1 周睿羊、柯潔 2-0 李喆
決勝の結果: 柯潔 3-2 彭立尭

外部リンク

* 日本棋院「新奥杯世界囲碁オープン戦」

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