愛知県岡崎市が制定した市歌について解説します。明治から昭和にかけて二度制定され、現在の市歌は二代目に当たります。著作権保護期間が満了しパブリックドメインとなった市歌の制定経緯や、合併した旧額田町歌についても紹介します。
岐阜市の市民歌「岐阜市民の歌」は、作詞松野武雄、作曲兼田敏による楽曲です。戦後途絶えた過去の市歌に代わり、市制90周年記念事業として1979年に制定されました。制定経緯や現在の使用状況、関連楽曲について解説します。
山形市が定めた市民歌「山形市民の歌」は、1957年に周辺町村との合併を記念し、作詞・神保光太郎、作曲・山形大学教育学部音楽科により制定されました。旧市歌の演奏停止を受け、市民の愛唱歌として、新たな市民意識の高揚を目指し誕生。式典などで歌われています。
大阪府寝屋川市が1959年に制定した市歌。作詞は寝屋川市教育委員会、作曲は高木和夫。制定経緯は不明確な点が多く、市街化の進展により歌詞情景との乖離が見られる。市制記念式典などで使用され、著作権は2009年に満了。
「宇都宮の歌」は、栃木県宇都宮市が市制60周年を記念して1956年に制定した市歌。詩人・西條八十作詞、作曲家・古賀政男作曲で、市民の郷土愛や絆を育むことを目的に作られました。現在も市の歌として親しまれています。
兵庫県姫路市が1949年に制定した市歌「姫路市歌」の概要と歴史、作詞・作曲者を紹介。平和や復興のメッセージ、地域の情景を歌うこの市歌の現在の活用状況にも触れ、さらに市に編入された旧町村が制定していた自治体歌についても併せて解説します。
「奈良市民の歌」は奈良県奈良市が昭和32年の市域拡大と翌年の市制60周年を記念して制定した市民歌。作詞は橋本竹茂、作曲は平井康三郎が手掛けた。戦前には市歌が存在しなかった奈良市にとって、初の市民歌として位置づけられるが、他の記念歌と同様、特別な行事での使用は少ないとされる。
滋賀県大津市が1958年に市制60周年を記念して制定した市民歌。作詞は塩見淳一、作曲は平井康三郎が手掛けました。初代市歌の楽譜消失を受けて新たに作成され、市の公式行事などで歌い継がれています。
大分市には、市の歩みと共に生まれた3つの世代の市歌が存在します。本稿では、現在歌い継がれる3代目を中心に、その制定背景や歌詞の特色、そして過去の市歌がたどった歴史について詳しく解説します。
青森市が2005年に制定した市民歌「大きな朝に」。新設合併を経て誕生した市の歌として、旧市民歌（2代）に続く3代目の位置づけを持つ。作詞は篠﨑淳之介、作曲は川崎祥悦が手掛け、市の各種行事などで親しまれている。
和歌山県の県庁所在地である和歌山市が制定した公式な市歌。市制の歩みと共に四度改訂されており、現在の歌は1955年に作られた四代目に当たる。詩人・佐藤春夫と作曲家・山田耕筰が手掛けた。
広島県呉市には、異なる時代に制定された同名の市歌が2曲存在する。昭和3年制定の初代市歌と、市制50周年を記念して昭和27年に作られた2代目の市歌である。現在は初代市歌のみが公式な市歌として受け継がれている。
「吹田市民の歌」は、大阪府吹田市が市制30周年と日本万国博覧会開催を記念して1970年に制定した市民歌です。戦前の旧市歌が公的に使われなくなった経緯を経て誕生し、作詞は桑形淑、補作は竹中郁、作曲は石丸寛が手がけました。現在も吹田市役所で演奏されています。
「南国の街 宮崎市」は、1974年に制定された宮崎市の市民歌。作詞は渡辺千万、作曲は橋本睦生が手がけた。戦時色を帯びた初代市歌とは対照的に平和的な歌詞を持ち、市役所庁内放送などで市民に親しまれている。
大阪府八尾市が制定した『八尾市歌』は、1951年、市役所の新庁舎完成を祝して誕生しました。歌人の池原楢雄が作詞し、安城正孝が作曲を担当。かつては庁内放送程度でしたが、近年は市の記念行事などで斉唱される機会が増えています。
岡山県倉敷市には、これまでに二つの「市歌」が存在します。最初の市歌は昭和11年、現在の市歌は昭和42年にそれぞれ制定されました。特に現行の市歌は、新設合併を機に生まれ、市民に親しまれています。その歴史と成り立ちを探ります。
長崎県佐世保市が定めた市歌は、これまでに二つのバージョンが存在します。初代は1928年、現行の二代目は1952年に制定。また、合併した旧町が定めていた町歌についても解説します。
鳥取市民歌「伸びゆくふるさと」は、鳥取県鳥取市が制定した2代目の市民歌です。平成の大合併を経て、新たな市の歌として2005年に歌詞が公募され、2012年に現在の名称となりました。作詞は伊藤學、作曲は山根万里です。市制の記念式典などで歌われています。
福岡県久留米市の市歌「久留米市の歌」のうち、1951年に制定された方の詳細な解説です。制定の経緯や合併後の扱い、現在の状況などを詳述し、同じく市歌である2005年制定の歌との関係性にも触れます。
山口県下関市が制定した市歌「下関市歌」。石川千史作詞、北原白秋補作、山田耕瑳作曲によるこの歌は、昭和初期に誕生。平成の大合併で一時廃止となるも、現在も事実上使われる歴史ある市歌の経緯を紹介します。
一宮市歌は、愛知県一宮市が1936年に市制15周年を記念して制定した市歌です。作詞は尾上柴舟、作曲は信時潔（東京音楽学校）が担当しました。懸賞募集も行われましたが、最終的には委嘱により完成。現在は別のシンボルソングが主に用いられる一方、市歌も市の歌として存在し続けています。
「ふるさとのささやき 〜新久留米市の歌〜」は、福岡県久留米市が平成の大合併を経て制定した新たな市歌です。従来の市歌と並立する形で定められ、久留米市出身の歌手、藤井フミヤが作曲を手がけました。市民から歌詞を募集して完成した、新たなまちのシンボルソングです。
いわき市歌は、1966年の合併による新市誕生1周年を記念して制定されました。詩人・草野心平が補作した歌詞に、当時東京芸術大学に在学中だった小林研一郎が作曲した、いわき市の公式な歌です。
NHK総合で1991年から1992年に放送された『歌謡リクエストショー』は、視聴者からの電話やFAXによるリクエストに応え、NHKのアーカイブから歌謡曲・演歌の名唱を紹介する音楽番組でした。司会は徳田章らが務め、様々な特集企画が放送されました。
木曽川でかつて運航された渡し船。享保11年（1726年）に尾張藩家臣の参勤のために開設され、岐阜県羽島市と愛知県一宮市を結んだ。昭和31年（1956年）に濃尾大橋開通により廃止。羽島市指定史跡「駒塚の渡し跡」としてその名残をとどめる。
岐阜県中津川市を流れる木曽川に架かる雨乞石橋は市道の一部です。かつて県境を結び、明治期には地域の主要産業である養蚕業を支えるため、坂下町の有力者が私費で架けた有料橋を前身とします。度重なる流失を経て、現在の橋は1986年に完成しました。地域産業の歴史を秘めた生活の要です。
木曽川に存在した歴史ある渡し船「起渡船」。旧美濃路の一部として愛知県一宮市と岐阜県羽島市を結び、江戸時代に重要な交通路として栄えました。複数の渡船場を持ちましたが、1956年の濃尾大橋完成により廃止。現在は県指定史跡としてその名が残されています。
岐阜県加茂郡八百津町を流れる木曽川に架かる蘇水峡橋は、かつて丸山ダム建設のために敷かれた専用鉄道の橋梁として誕生しました。その後、一般の道路橋に改修され、現在は岐阜県道の一部として利用されています。
愛知県愛西市を流れる木曽川に存在した渡し舟「葛木渡船」。かつて県道の一部を構成し、愛知県営として無料運行されましたが、2011年3月30日に廃止。地域の交通を支えた役割を終えました。
草井渡船は、かつて岐阜県各務原市前渡と愛知県江南市草井を結んでいた木曽川の渡し船。草井の渡し、前渡の渡しとも称され、岡田式渡船装置を使用。古くから交通の要衝でしたが、周辺に橋が架けられ、1969年に役目を終えました。
美恵橋は、岐阜県中津川市の木曽川に架かる全長212mのローゼ橋です。度重なる洪水の被害を乗り越えて再建された現在の橋は、美しいバスケットハンドル型のアーチが特徴です。地域の重要な交通を支えています。
岐阜県恵那市を流れる木曽川に架かる岐阜県道68号の橋、笠置橋。現在の橋は1966年供用の2代目で、全長143.8m、幅員7.5m。大井ダム建設後の渡船代替として初代が1926年に誕生した歴史を持つ。
木曽川中流部に位置する笠置ダムは、岐阜県瑞浪市と恵那市にまたがる関西電力の水力発電専用ダムです。笠置発電所に送水し、最大4万1700kWを発電。1936年に完成し、木曽川における電力供給の一翼を担っています。将来的な出力増強も計画されています。
愛知県愛西市を流れる木曽川に架かり、愛知・岐阜・三重を結ぶ県道の一部をなす立田大橋。全長966mの桁橋で、木曽三川公園への主要アクセス路として休日には賑わいます。両岸が愛知県に位置する木曽川で唯一の橋であり、周辺は汽水域で独特の環境を持ちます。
岐阜県加茂郡八百津町に所在し、壮大な木曽川に跨る稲葉橋は、重要な広域農道の一部として機能しています。この橋梁は、兼山ダムの形成した広大なダム湖の水面上に架けられており、その独特の景観と地理的特徴を兼ね備えています。地域社会の発展や円滑な交通、さらには農業関連の物流を支える役割を担う、地域にとって欠かせないインフラです。
岐阜県中津川市を流れる木曽川に架かる橋、玉蔵大橋。現在の県道6号線の一部をなし、かつては国道257号の区間でもありました。一般には玉蔵橋の通称で親しまれており、1966年に現在の橋が完成しました。
愛知県犬山市と岐阜県各務原市を結び木曽川に架かる橋。農業用水路である濃尾用水の安定的な取水を担う頭首工としての機能も併せ持ち、一般にはライン大橋の通称で親しまれています。
愛知県犬山市と岐阜県各務原市を結ぶ木曽川に架かる犬山橋は、かつて鉄道と道路の併用橋として重要な役割を担いました。現在は鉄道橋と道路橋に分離され、地域の動脈として機能しています。2024年には土木学会選奨土木遺産にも認定されています。
愛知県一宮市と岐阜県羽島市の間で木曽川に架かる濃尾大橋は、県道大垣一宮線の一部をなす重要な橋梁です。かつての渡船に代わって1956年に有料道路として開通後、1969年に無料化されました。慢性的な渋滞緩和のため、2025年には下流に新橋も開通しています。
岐阜県中津川市を流れる木曽川に架かる源済橋は、道路機能と水道供給を兼ねるアーチ橋です。地元への水の供給を担い、その名は戦国時代の武将、吉村源済にちなんでおり、地域の歴史と生活を支える存在です。
愛知県一宮市と岐阜県各務原市を結ぶ木曽川南派川に架かる渡橋は、県道の一部として重要な役割を担っています。かつての渡船時代から、度重なる洪水を乗り越え、現在のトラス橋に至るまでの歴史をたどります。ツインアーチ138や河川環境楽園へのアクセスを支えるこの橋は、車道と歩行者・自転車用の側道橋から成り立っています。
河田渡船（こうだとせん）は、かつて木曽川に設けられ、美濃国と尾張国を結んだ重要な渡し船です。承久の乱や関ヶ原の戦いなど、歴史の節目で利用され、地域の交通・経済を長く支えました。橋が架けられた後も一時的に復活し、昭和33年に役目を終えました。
愛知県一宮市と岐阜県各務原市を結ぶ河田橋（こうだばし）は、木曽川南派川を渡るワーレントラス橋です。愛知県道・岐阜県道の一部を成すこの橋は、現在の構造が1958年に完成し、地域の交通を長年支えてきました。
岐阜県各務原市の木曽川で、かつて重要な交通路として利用された渡し船「松倉渡船（まつくらとせん）」について解説します。江戸時代から地域を結び、県道の一部も担いましたが、川島大橋完成により廃止されました。
岐阜県恵那市の木曽川に架かる県道72号の橋、東雲橋。現在の橋は1931年完成の2代目で、初代は有料の木製吊り橋でした。老朽化と狭幅員のため、新しい東雲大橋を含むバイパスが建設されました。
岐阜県恵那市の木曽川に架かる県道72号線の桁橋、東雲大橋。老朽化した旧東雲橋の代替として、東雲バイパスの一部として建設されました。高さ約80m、全長349mの橋で、2015年に開通し地域の交通円滑化に貢献しています。
東海大橋は、愛知県愛西市と岐阜県海津市を結び、木曽川と長良川に架かる愛知県道・岐阜県道8号津島南濃線の橋です。1969年に開通した全長1,228メートルのワーレントラス橋で、かつて日本道路公団が管理する有料道路でしたが、1987年に無料開放されました。
木曽川水管橋は、愛知県弥富市と三重県桑名市を結び、木曽川に架かる全長1103mの水管橋です。木曽川用水の一部として、愛知から三重へ生活や産業、農業に必要な水を供給する重要な施設。東名阪自動車道の木曽川橋に隣接し、1974年から供用されています。
東海道新幹線が愛知県一宮市と岐阜県羽島市を結ぶ際に、雄大な木曽川を跨ぐ重要な橋梁。新幹線開業と同じ1964年に供用を開始した全長995メートルの複線橋で、大成建設が施工を担当。平行弦ワーレントラス構造を持ち、景観への配慮もなされている。
岐阜県可児市と美濃加茂市を結び、木曽川を渡るJR東海太多線の鉄道橋。1928年に供用開始されたこの橋梁は、全長307メートル、単線構造で、異なる形式の桁を組み合わせた特徴を持つ。特に一部のトラス桁は1926年製であり、古い歴史を持つ鉄道遺産としての側面も有する。
木曽川橋梁は、愛知県一宮市と岐阜県羽島郡笠松町を結び、名鉄名古屋本線が木曽川を渡る鉄道橋です。川幅が最も狭い地点に架設されたこの橋は、名岐間の大動脈として重要な役割を担っています。
岐阜県中津川市の木曽川に架かる、旧北恵那鉄道線の鉄道橋。1924年供用開始。1978年の廃線後も撤去されず現存。明治期英国製の希少なトラス桁を含む歴史的構造が特徴。
岐阜県各務原市を流れる木曽川に架かる、東海北陸自動車道の重要な構造物。1997年に供用開始された鋼3径間・曲線箱桁橋で、延長は約600メートル。木曽川三派川地区の本川部に位置し、複雑な架橋工法が用いられました。
木曽川南派川に架かり、愛知県一宮市と岐阜県各務原市を結ぶ東海北陸自動車道の橋梁。木曽川が三つに分かれる「三派川地区」における重要な橋の一つで、1997年に供用を開始した全長400mの曲線PC箱桁橋である。
木曽川北派川橋は、岐阜県各務原市と羽島郡笠松町にまたがり、東海北陸自動車道が木曽川の北派川を渡る曲線PC箱桁橋です。1997年に供用を開始し、一宮木曽川ICと岐阜各務原IC間に位置します。木曽川三派川地区にかかる橋の一つです。
日原渡船（ひわらとせん）は、愛知県愛西市と岐阜県海津市を結んでいた、木曽川・長良川の渡し舟です。地域交通の一部を担いましたが、利用者の減少などにより2011年3月末に廃止されました。
愛知県丹羽郡扶桑町と岐阜県各務原市を結ぶ、建設が計画されている木曽川の新しい橋（仮称）。既存の愛岐大橋の渋滞緩和と老朽化対策を目的とし、地域高規格道路の一部として整備が進められています。
愛知県江南市と岐阜県各務原市を結ぶ木曽川に架かるトラス橋。1969年供用開始。名古屋方面から関・郡上方面への重要ルートだが、周辺に他の橋が少なく慢性的な渋滞が発生している。老朽化や渋滞緩和策が進められる一方、映画のロケ地にもなった。
恵那峡大橋（えなきょうおおはし）は、岐阜県中津川市の木曽川に架かる赤いアーチ橋です。恵那峡の景勝地に位置し、大井ダムの湖面に映える美しい姿を見せます。恵那市と中津川市を結ぶ主要な交通路であり、恵那峡ワンダーランドなど観光地へのアクセスを担っています。
岐阜県各務原市南西部、木曽川右岸の堤外地に位置する弥平島集落に関する記事。木曽川と北派川に挟まれた特異な立地で、古くから人が居住した歴史を持ち、現在も水防上の重要拠点となっています。
岐阜県中津川市を流れる木曽川、落合ダムのダム湖に架かる弁天橋。現在の橋は1977年に完成した二代目にあたる。初代の吊り橋は老朽化により通行が困難になり、その架け替えとして誕生。地域交通における重要な役割を担う存在として知られる。
岐阜県各務原市を流れる木曽川に架かる県道93号線の一部、平成川島橋は、河川環境楽園などへのアクセスを担う重要な橋梁です。平成最初の県道橋として命名され、1996年8月8日に供用開始。歩道には鳥の彫刻やベンチがあり、景観を楽しめるよう配慮されています。
岐阜県各務原市を流れる木曽川本流に架かる川島大橋は、1962年に開通した橋です。長年の架橋運動により実現しましたが、2021年の豪雨災害で損傷し通行止めに。現在、国の権限代行による事業として旧橋の撤去と新橋への架け替えが進められています。早期復旧のため仮橋も供用されています。
川合大橋は、岐阜県美濃加茂市と可児市を結び、木曽川に架かる岐阜県道64号の橋。1976年供用開始。かつて木曽川を渡る重要な手段であった県営渡船「川合の渡し」の役目を終焉させました。
長野県木曽郡南木曽町、木曽川中流部に位置する関西電力の水力発電専用ダム。重力式コンクリート形式で、山口発電所（最大出力4万2千kW）へ送水するほか、賤母発電所の取水も担う。大同電力による開発計画を引き継ぎ、1957年に完成。地域の電力供給と木曽川の治水に貢献する重要な施設の一つである。
尾濃大橋は、愛知県一宮市と岐阜県羽島市を結び、木曽川に架かる岐阜県道・愛知県道193号の重要な橋梁です。1983年に開通し、全長767.5m、幅員10mの規模を持ち、地域の交通を支える役割を果たしています。
愛知県弥富市と三重県桑名市の間を流れる木曽川に架かる国道1号の橋梁です。1933年（昭和8年）に供用開始され、架橋前は「ふたつやの渡」として利用されていました。当時の最高技術を用いた下路ランガートラス鋼橋として建設されました。全長878.8m。
岐阜県各務原市と愛知県江南市を結び、かつて木曽川南派川に架設されていた市道の橋。幅員の狭さから「けんか橋」と呼ばれたが、後に「思いやり橋」として親しまれ、その歴史は記念碑や公園に引き継がれている。
かつて尾張国（現 愛知県扶桑町）と美濃国（現 岐阜県各務原市）を結んでいた木曽川の渡船場。承久の乱の頃から交通の要衝として栄え、地域の物流・往来を支えた。明治期には賑わいを見せたが、大正時代に役目を終えた。現在は扶桑町指定文化財としてその歴史を伝えている。
岐阜県可児郡御嵩町と加茂郡八百津町を結び、木曽川に架かる小和沢橋は、かつて丸山ダム建設のために架けられた吊橋です。現在は重量制限により車両通行はできず、徒歩専用として利用されていますが、井尻八百津線の新ルート完成に伴い、将来的に撤去が予定されています。
かつて岐阜県中津川市の木曽川に架かり、賤母発電所建設資材輸送の役目を担った吊橋、対鶴橋。県境橋から市内の橋へと移り変わり、度重なる改修を経て、惜しまれつつも2018年までに解体されたその歴史を辿る。
木曽川に存在した宝江渡船は、かつて尾張国と美濃国を結ぶ重要な渡しでした。里小牧渡船から移転し、江戸時代には官道・岐阜街道の一部を担いました。明治期には船橋架設や鉄道開通の影響を受け、1910年に役目を終えました。現在、その歴史を伝える石碑や公園が残されています。
岐阜県美濃加茂市と可児市を結ぶ木曽川の太田橋は、県内初の近代的道路鋼橋として知られる歴史的建造物です。現在は市道として利用され、その土木技術や歴史的価値が評価され、土木学会選奨土木遺産に選定されています。
長野県木曽町の木曽川に架かる大手橋は、世界で初めて鉄筋コンクリート製のローゼ橋として誕生した歴史的な橋です。この革新的な構造は、日本の土木史において重要な位置を占めており、現在も地域の交通を支えています。
岐阜県中津川市を流れる木曽川に架かる、国道257号の一部をなす橋です。かつては有料道路でしたが現在は無料で通行できます。欄干に施された竜の装飾が特徴で、地域の伝説に彩られています。
岐阜県各務原市の行政を司る中枢機関。老朽化と耐震性の課題から建て替えられ、2021年に高層棟、2023年に低層棟が完成。免震・耐震構造を採用し、市民窓口機能に加え、文化展示や交流スペースを備え、市民の利便性向上を図っている。
岐阜県各務原市に位置する各務原アウトドアフィールドは、国営木曽三川公園の一部です。木曽川の自然豊かな河川敷を利用し、サイクリングや野外活動、スポーツなどを無料で楽しめます。隣接する「かさだ広場」と一体的に利用され、地域の憩いの場となっています。
木曽川に架かる現在の犬山橋の下流で、愛知県犬山市と岐阜県各務原市の間に運航されていた渡し船。古くは鵜沼の渡しなどとも呼ばれ、稲置街道の一部として交通の要衝を担ったが、大正期に犬山橋の完成に伴い廃止された。かつての姿を示す常夜灯が両岸に残る。
岐阜県加茂郡八百津町と可児市を結ぶ木曽川に架かる兼山橋。現在の橋は四代目にあたり、かつて有料だった初代や二代目の時代を経て、交通の変化に対応しながら姿を変えてきた歴史を持つ橋です。
岐阜県と愛知県に跨る木曽川に位置する兼山ダムは、関西電力の水力発電専用施設です。建設当初は困難を伴いましたが、現在は最大3万9千kWを発電。また愛知用水の重要な取水源としても機能しており、知多半島への水供給を支えています。
岐阜県羽島市と愛知県稲沢市を結び、木曽川を渡る交通手段として江戸時代から利用されてきた八神渡船。かつては川湊として賑わいを見せましたが、馬飼大橋の完成に伴い1976年に廃止されました。跡地は市指定史跡となっています。
岐阜県加茂郡八百津町にて、木曽川に架かる県道83号の橋梁。昭和29年に開通した旧橋の交通容量不足を受け、平成3年に新橋が架設。現在は新旧二つの橋が並列し、地域交通を支えています。
岐阜県中津川市を流れる木曽川に架かる農免農道橋、乙姫大橋。1995年供用開始。開通時は県境に位置しましたが、2005年の市町村合併を経て現在では市内完結の橋です。名の由来はこの地に伝わる乙姫伝説と関連し、欄干には乙姫のレリーフも見られます。
岐阜県美濃加茂市と可児市を結び、木曽川に架かる国道41号の重要な橋梁。老朽化した太田橋の交通量緩和を目的とし、1969年に供用開始。国定公園内の景勝地に位置するため、景観や木曽川ライン下りの航行安全に配慮して設計・建設されました。
岐阜県加茂郡坂祝町に架かる一色大橋は、木曽川の広大な河川敷を結ぶ重要な生活橋です。かつて大雨で通行止めが頻発した河床道路に代わり、地域住民の安定した交通を確保する目的で1988年に建設されました。
伊勢湾岸自動車道が木曽三川を跨ぐ湾岸木曽川橋と湾岸揖斐川橋の愛称「トゥインクル」。世界初のPC・鋼複合エクストラドーズド橋として知られ、革新的な技術で注目を浴び、2001年度土木学会田中賞作品部門を受賞しました。
岐阜県笠松町米野に位置する、県道川島三輪線が通る沈下橋（潜り橋）。北派川にかかっているが、実質的に新境川の橋として機能。河川増水時には冠水するため通行止めとなる。正式名称「もぐり橋」として定着。
岐阜県の御嵩町と八百津町を結び木曽川に架かる「のぞみ橋」は、新丸山ダム建設のために造られた仮設橋です。当初は工事車両専用でしたが、現在は一般車両も通行しています。そのユニークな構造と目的から土木学会田中賞を受賞しました。
愛知北農業協同組合（あいちきたのうぎょうきょうどうくみあい）は、JA愛知北の略称で知られ、愛知県の江南市、犬山市、岩倉市、丹羽郡大口町・扶桑町を管轄する農業協同組合です。1993年10月1日に管轄区域のJAが合併し誕生しました。
愛知県葉栗郡に位置し、現在の江南市の一部を占める村久野村（むらくのむら）。江戸時代は尾張藩領でした。明治期に単独で村制を施行しましたが、1906年には草井村、小鹿村と合併し廃止。地名は『和名抄』の村国郷に由来すると考えられています。
愛知県葉栗郡に存在した村、小鹿村（おしかむら）に関する記事です。現在の江南市北部に位置し、明治期の行政区画再編の中で短期間のみ存続しました。合成地名としての名の由来や、成立から消滅までの歴史を解説します。
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