太田裕美が1984年にリリースした楽曲「雨の音が聞こえる」。12インチシングルとして発表され、自身の代表曲「木綿のハンカチーフ」の一部がイントロに使われている。作詞は銀色夏生としても知られる山元みき子が担当し、その後のベストアルバムにも収録された重要な一曲である。
太田裕美が1976年6月にリリースした5枚目のシングル「赤いハイヒール」は、彼女のキャリアを代表するヒット曲。オリコン年間13位、ミリオン認定を記録し、「木綿のハンカチーフ」に次ぐ成功を収めた。松本隆作詞、筒美京平作曲という強力な制作陣による楽曲。
太田裕美が1975年のアルバム「心が風邪をひいた日」で発表した「袋小路」は、作詞・松本隆、作曲・荒井由実という日本の音楽史に燦然と輝く二人の初の共作。後に別アレンジで再録され、映画「DRIVE」挿入歌としても使用された、彼女にとって特に思い入れの深い一曲です。
1978年に発表された太田裕美の7枚目となるアルバム。LP盤ではA面を吉田拓郎、B面を太田自身が作詞・作曲し、その構成とジャケットデザインが「背中あわせ」というタイトルに反映されている。オリコンチャート3位を記録した本作は、後にシングル化された「失恋魔術師」も収録している。1991年にCD化された。
太田裕美が1975年6月21日に発表した2枚目のスタジオ・アルバム。ヒットシングル「たんぽぽ」を含む全12曲を収録。松本隆、筒美京平、萩田光雄といった稀代のクリエイター陣が参加し、彼女の初期を代表する珠玉の一枚。
太田裕美が1983年に発表したシングル。デビュー以来のプロデューサー交代後初の作品で、従来のフォーク路線から一転、テクノ歌謡に挑戦。作詞は銀色夏生（山本みき子名義）。太田の新しいサウンドを提示し、当時のリスナーを驚かせた意欲作。
1978年、太田裕美の9作目として発表されたアルバム。長年タッグを組んだ松本隆・筒美京平との共同作業が一旦終了した節目の一枚。ロサンゼルスでのレコーディングを敢行し、全曲に英語タイトルが付された意欲作。オリコン13位を記録。
太田裕美が1976年9月に発表したシングル曲「最後の一葉」についての記事。O・ヘンリーの短編小説を原作とし、自身のピアノ弾き語りによるヒットを記録した初期の代表作。
シンガーソングライター太田裕美の通算13枚目シングルとして、1978年12月5日に発表された楽曲です。作詞は松本隆、作曲は筒美京平が担当。特筆すべきは、世界的なギタリスト、リー・リトナーがリードギターで参加している点で、当時の日本の歌謡曲としては珍しい試みでした。
太田裕美が1976年6月21日に発表した通算4枚目のスタジオアルバム『手作りの画集』。先行シングル「赤いハイヒール」など全11曲を収録。松本隆と筒美京平による楽曲を中心に、彼女の初期キャリアを代表する一枚。
太田裕美が1977年5月に発表したシングル曲。ボサノバ調の軽快なナンバーで、作詞は松本隆、作曲は筒美京平という強力な布陣で制作された。オリコンチャートでは、惜しくもベスト10入りを逃した。
「恋人たちの100の偽り」は、1977年12月発売の太田裕美の10枚目シングル。松本隆作詞、筒美京平作曲、萩田光雄編曲。編曲者が誤記されがちである点や、後に発表されたカントリー風の別バージョンが存在するなど、興味深いエピソードを持つ楽曲です。
1981年3月にリリースされた太田裕美のシングル「恋のハーフムーン」は、作詞・松本隆、作曲・大瀧詠一という前作と同じ布陣で制作されました。特に編曲とサウンドプロデュースを大瀧自身が手掛け、異例の制作手法と豪華なミュージシャン起用により、アルバム並みのコストがかかったという逸話でも知られる楽曲です。
1980年に発表された太田裕美の12枚目のアルバム『思い出を置く 君を置く』は、詩人サトウハチローと作曲家すぎやまこういちが全楽曲を手掛け、オーケストラとの共演による企画盤。オリコン44位を記録した。
太田裕美の3rdオリジナルアルバム『心が風邪をひいた日』は、1975年12月5日発売。代表曲「木綿のハンカチーフ」を収録し、作詞・作曲陣に松本隆、筒美京平、荒井由実らを迎えた。自身初のオリコンチャートトップ10入りを果たした、彼女のキャリアにおける重要な作品。
太田裕美初のベストアルバム『太田裕美ヒット全曲集』。1975年11月1日発売。デビュー1周年にリリースされ、「雨だれ」「たんぽぽ」等の初期ヒットシングルや人気曲を網羅。初期活動の集大成とも言える作品です。
太田裕美が1975年8月にリリースした通算5枚目のシングル「夕焼け」。夏の終わりの切ない別れと、忘れられない夏の思い出を描いた叙情的なポップス。作詞松本隆、作曲筒美京平、編曲萩田光雄。
1981年に発表された太田裕美の15枚目となるアルバム。翌年の渡米・休業を控えた時期に、これまでの7年間の音楽活動の集大成として制作された。伊勢正三提供のタイトル曲に加え、太田裕美自身が作曲した楽曲群で構成されており、ゆかりの深い作詞家たちが作詞を手がけた。CD化は1998年。
太田裕美さんが1980年3月にリリースしたシングル曲。キリンオレンジCMソングとして広く親しまれ、オリコン11万枚超のセールスを記録。同年末の紅白歌合戦でも披露された、彼女にとって久々のヒットナンバーです。
1980年に発表された太田裕美の13枚目のオリジナルアルバム。当時のシングル曲非収録方針から一転、代表曲「さらばシベリア鉄道」が収録されたことでタイトルも変更された経緯を持つ。1998年にはCD化。
1998年6月～7月、NHK『みんなのうた』で放送された太田裕美作詞・作曲・歌唱の楽曲。少女の涙が水となって循環し、成長した彼女の元へ戻る物語を、水の状態変化に重ねて描いた詩的な一曲。
太田裕美の1983年のシングル「ロンリィ・ピーポーII」は、約1年10ヶ月ぶりの新作としてリリースされた。下田逸郎作詞による「ロンリィ・ピーポー」シリーズの第2弾であり、同年にTBSテレビ『ザ・ベストテン』でも披露された楽曲である。
太田裕美が2001年5月にリリースしたシングル。「パパとあなたの影ぼうし」はNHK『みんなのうた』で親しまれ、「心のたからばこ」はゲームのED主題歌。彼女の多才さを示す一枚。
シンガーソングライター太田裕美が1979年7月にリリースしたシングル曲。作詞を阿木燿子、作曲を宇崎竜童が初めて手掛け、新境地を開いた楽曲として知られる。同年末の第30回NHK紅白歌合戦でも披露された、彼女のキャリアを代表する一曲である。
太田裕美が1979年10月にリリースした通算14枚目のシングル作品。「ガラスの世代」は、シンガーソングライターとしての才能を開花させた太田自身が初めてシングルA面曲の作曲を手がけた記念碑的な一曲。B面には「やさしい街」を収録。
太田裕美が1993年5月にリリースしたシングル作品「はじめてのラブレター」に関する解説記事です。この楽曲は福武書店「進研ゼミ／小学講座」のCMソングとして親しまれました。作品の概要、収録内容、関連アルバム情報などをまとめています。
太田裕美による1975年4月発売のシングル「たんぽぽ」。松本隆と筒美京平が詞曲を提供し、萩田光雄が編曲を担当した春のナンバーです。B面「リラの花咲く頃」はアルバム『まごころ』収録作と連作の関係にあります。
太田裕美の1994年6月リリースのシングル「Virginから始めよう」は、日本テレビ開局40周年記念キャンペーンのオリジナル・テーマ・ソングとして広く知られています。太田裕美自身が作詞作曲を担当し、編曲は井上鑑が手がけました。カップリングには、過去の楽曲のリミックスバージョンなどを収録しています。
1984年に発表された太田裕美の18枚目のアルバム。ニュー・ウェイヴ、テクノ歌謡路線を深化させ、実験的なサウンドで従来のファンから賛否を巻き起こした意欲作。夫・福岡智彦がディレクターを務め、銀色夏生や大村雅朗らが制作に参加。
1983年発表の太田裕美通算17作目となるオリジナルアルバム。後の夫となる福岡智彦がディレクター、駆け出しの銀色夏生（山本みき子名義）が作詞に参加。テクノ歌謡やニューウェーブを取り入れ、従来のイメージを刷新した意欲作。
太田裕美のキャリアを網羅した2枚組ベスト。『GOLDEN☆BEST』シリーズの一枚として2002年発売。デビューから2002年までのシングルA面曲を発表順に収録し、ヒット曲や代表曲を多数収めた決定版。
太田裕美が歌う童謡カバーとカラオケを収録した2枚組コンピレーション。1992年盤『どんじゃらほい』にカラオケを追加し、30周年記念盤として2004年に再発売された。
太田裕美の約9年ぶりとなるベストアルバム『GOLDEN☆BEST 太田裕美』は、2011年に発売。初期の代表的なシングル曲から、松本隆×筒美京平コンビの名作、さらに「みんなのうた」の人気曲まで、彼女の魅力を凝縮。貴重な写真を含むブックレットも付属。
太田裕美が1979年にリリースした通算10枚目のオリジナルアルバム。それまでのプロデュース体制から離れ、新たな作家陣と共に「夏」を統一テーマとして制作された意欲的な作品。オリコンチャート最高19位を記録。
1983年に発表された太田裕美の16枚目のアルバム。前年のニューヨーク滞在を経て制作され、A面「NYサイド」、B面「東京サイド」という二つの都市をテーマにした意欲作。後の夫となる福岡知彦氏が初めてディレクターとして参加した記念碑的作品です。
1976年に発表された太田裕美の通算5枚目のオリジナル・アルバム『12ページの詩集』。当時のフォーク・ニューミュージックシーンを代表する実力派作家陣が多数参加し、彼女のフォーク色を印象づけたオリコン9位の作品です。
イタリアの著名な脚本家、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ（1926-2013）。セルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウェスタンの金字塔やピエトロ・ジェルミ監督作で知られ、多作なキャリアを通じてイタリア映画史に貢献しました。
マイケル・アンダーソン（1920-2018）は、アカデミー作品賞受賞作『八十日間世界一周』などで知られる英国の映画監督。芸能一家に生まれ、多岐にわたるジャンルで活躍しました。
アメリカ合衆国出身の女優。本名メアリー・キャスリーン・コリンズ。1956年カリフォルニア州ロングビーチ生まれ。1979年の映画『テン』で「完璧な美女」として世界的に知られる存在となった一方、ゴールデンラズベリー賞の最低主演女優賞を複数回受賞するなど、批評面では賛否両論を巻き起こした。
福岡市出身の日本の詩人、門田照子の生涯と詩業をたどる。数々の詩集を発表し、福岡県詩人賞、現代詩・平和賞、福岡市文学賞など多くの賞を受賞。福岡を拠点に精力的に創作活動を展開し、日本詩壇において確固たる地位を築いた。
詩人・長島三芳は1917年、神奈川県横須賀市生まれ。戦中派として従軍経験を持ち、その衝撃を率直に詩に表した。戦後は詩誌の主宰や横浜詩人会設立に関わり、H氏賞、横浜文学賞などを受賞。神奈川の文学振興にも貢献した。
日本の詩人、鈴木満（1926-2017）。東京市深川区（現江東区）出身。中央大学卒業後、茨城県職員として勤務。茨城文芸協会の設立に貢献し副会長も務めた。詩集『吉野』で茨城文学賞、『翅』で日本詩人クラブ賞などを受賞。勲四等瑞宝章受章。
昭和から平成にかけて活躍した日本の詩人、鈴木亨（1918-2006）。慶應義塾大学で文学を修め、詩誌『山の樹』や「木々」を主宰。教育者としても大学で教鞭を執り、数多くの詩集を発表。「火の家」で丸山薫賞を受賞するなど、詩壇に確かな足跡を残した。
広島出身の詩人、米田栄作（1908-2002）。生涯にわたり原爆の惨禍とそこからの再生、平和への願いを詩に託し、代表作『川よ とわに美しく』などで知られる。経営者として働く傍ら、ヒロシマの魂を詠い続けた。
石黒忠氏は1930年7月10日生まれ、愛媛県伊予三島市出身の元プロ野球投手。三島高校を卒業後、1951年に広島カープへ入団。背番号32としてマウンドに立ちましたが、プロキャリアは短く、翌1952年にユニフォームを脱ぎました。
日本の詩人、思想家、社会活動家。山形県生まれ。農民文学や農民運動に尽力し、生活綴方事件で検挙された。戦後は黒川能研究、校歌作詞、東北文化論などを展開し、地域に根差した文化・教育振興に貢献した。
長野県須坂市に生まれた相馬大（そうま だい、1926-2011）は、日本の詩人、随筆家、国文学者として知られる。京都を活動の拠点とし、詩の世界に加え、古都の歴史や文化、わらべ歌についての随筆や研究活動を行った。
富山県を拠点に活動する日本の詩人、池田瑛子（1938年生まれ）。青山学院大学卒業。富山県詩人協会会長や北日本新聞詩壇選者を歴任し、地域文化に貢献。詩集『星表の地図』で北陸現代詩人賞受賞。多数の著作がある。（136文字）
永井ますみ（1948年 - ）は、鳥取県出身の日本の詩人です。詩誌「現代詩神戸」を主宰し、数多くの詩集を発表。朗読や講座で現代詩の普及にも尽力。詩集『愛のかたち』で富田砕花賞を受賞しました。
日本の詩人、水野るり子（1932-2022）。東京に生まれ、東京大学文学部で学んだ。詩集『ヘンゼルとグレーテルの島』でH氏賞、『ユニコーンの夜に』で小野市詩歌文学賞を受賞。幻想的で奥行きのある言葉を紡ぎ、児童文学の翻訳も手掛けた。
ハンセン病回復者として壮絶な人生を歩みながらも、「最後のらい詩人」とも称された詩人・小説家、桜井哲夫の生涯を追う。13歳で発病し強制隔離、失明や重い後遺症に苦しむも、詩作を通して人間の尊厳と社会との関わりを求め続けたその足跡。
日本現代詩文庫（にほんげんだいしぶんこ）は、土曜美術社出版販売が刊行する、日本の詩人の詩業を集大成した叢書。高い評価を得た詩人を対象とし、第一期100冊、第二期18冊が出版されている。サイズは文庫判よりやや大きい新書判。
1933年、秋田県生まれの詩人、ノンフィクション作家。本名・川端みさお。教職、新聞記者などを経て文筆活動を開始。日本海中部地震津波遭難児童の遺稿集の編著で土井晩翠児童賞、エッセイ集で日本詩歌句協会随筆評論賞を受賞。
詩人 小川アンナ（1919-2015）は、静岡県生まれ。本名・芦川照江。遅れて詩作を開始し、詩誌で発表。1969年からは故郷の反公害運動に深く関与し、住民運動の論文も多数発表しました。詩集『晩夏光幻視』で中日詩賞を受賞するなど、文学と社会活動の両面で活躍した女性です。
日本の防災対策および都市計画の専門家である吉川仁氏（1947年-）は、長年にわたり都市の安全と再生に向けた活動を展開。現在は首都大学東京の特任教授を務め、理論と実践の両面から都市づくりに貢献している。
日本の詩人、井口克己（1938-2017）は岡山県出身。法政大学で学び、同大学の講師も務めました。1992年に『幻郷鳥獣虫魚譜』で農民文学賞を受賞し、日本農民文学会議長としても活躍しました。
日本の詩人、久宗睦子（1929-2015）。多数の詩集を刊行し、詩誌「馬車」を創刊・主宰して多くの詩人を育成。国民文化祭での受賞や主要な詩賞の候補にもなり、現代詩壇に重要な足跡を残した。
日本の詩人、中原道夫（1931-）。埼玉に生まれ育ち、詩作の傍ら教職にも携わる。多岐にわたる詩誌や文芸団体での活動、多くの詩集・評論集を刊行。2006年には埼玉文学賞を受賞した。
大阪府出身の詩人、金堀則夫（1944年生）は、立命館大学卒業後、詩誌「交野が原」や「石の森」を主宰し、日本の現代詩壇で活動。複数の詩集を刊行し、神戸ナビール文学賞、日本詩人クラブ賞、富田砕花賞を受賞。郷土史をテーマとしたカルタ制作や市歌の作詞なども手がけ、地域文化の振興にも貢献している。
大阪府は、都道府県歌を制定していない数少ない府県ですが、府下の市町村では極めて高い割合で自治体歌を定めています。この記事では、戦前から今日に至るまで各地域で生まれ、歌い継がれてきた市町村歌やそれに準じる楽曲について概説します。
香川県高松市が第二次世界大戦の最中に制定した市民歌「高松市民の歌」について解説。戦時下の世相を色濃く反映した歌詞が特徴で、戦後も形式上存続しているものの、市による活用や周知はほとんど行われていない現状を記す。作詞は小川木南、作曲は中山晋平。
香川県高松市が1912年（明治45年）に制定した市歌。「その一」「その二」の二曲が公式に定められ、教科書には「その三」も収録された。制定背景には宇高連絡船の記念事業があり、著名な人物が作詞作曲を手掛けた。現在は市の公式サイトで紹介されず、公的行事での演奏も確認されていないが、歴史的な位置づけを持つ楽曲群である。
群馬県高崎市の市歌『高崎市歌』は、市制60周年を記念して1961年に制定されました。歌詞と作曲が市民からの懸賞募集によって選ばれ、特に作曲は当時高校生だった人物の作品が採用された市民参加型の歌です。合併後も市の歌として歌い継がれています。
柏市の市民愛唱歌「青春かしわ」について解説します。市制25周年を記念し、「歌を通じたふるさと柏づくり」を目指して制作された経緯や、同時に制定された市民音頭「かしわふるさと音頭」、さらに旧沼南町の歌についても触れます。
現在の長野市歌は、1966年の合併記念として制定された曲。作詞戸枝ひろし、補作寺山修司、作曲米山正夫による。これとは別に、1952年に信濃毎日新聞から寄贈された同名の市歌も存在する。市制施行以来、長野市歌は時代の変遷や市域拡大に合わせて改訂・新設されてきた複雑な歴史を持つ。平成の大合併でもこの歌が引き継がれ、市の公式行事で歌われている。
長崎市民歌は、1959年（昭和34年）に長崎市が市制70周年などを記念して選定した市民歌です。作詞は青井果、作曲は鈴木重とされますが、レコードのクレジットは長崎市選定となり、古関裕而が旋律に大きく関わっています。制定済みの市歌とは別に現在も並立しています。
長崎市歌は、1933年に長崎市が制定した公的な歌です。国際産業観光博覧会などを記念して懸賞公募され、松原清美作詞、橋本國彦作曲。戦後制定された長崎市民歌と並存し、市の公式サイトでは旧市歌が紹介されています。
「金沢市民の歌」は、戦後間もない昭和24年（1949年）に石川県金沢市が市制60周年などを記念して制定した市民歌です。作詞は小松眞吾、作曲は今井松雄によるもので、戦災を免れた郷土への愛情と復興・発展への願いが込められています。大正時代から存在した旧市歌と並立して歌い継がれています。
石川県金沢市が1923年に制定した市歌で、現在の百万石まつりの前身である第一回市祭を記念して作られました。作詞は鴻巣盛広、作曲は金沢市唱歌研究会が手掛け、現在は「金沢市民の歌」と並立して存在し、北鉄金沢駅の発車メロディとしても親しまれています。
福島県郡山市が制定した二つの市歌、「郡山市歌」と「郡山市民の歌」について解説します。「郡山市歌」は楽譜が復元された古い歌、「郡山市民の歌」は1954年制定で古関裕而作曲、現在広く使われている市民の歌です。
沖縄県那覇市が定める市歌について解説します。正確な制定日は不明ながら1929年制定とされ、戦後の市域拡大に対応するため2017年に歌詞が増補されました。その経緯や新旧歌詞の内容などを詳述します。
埼玉県越谷市が市制20周年を記念して1978年に制定した市歌「越谷市の歌」についての解説です。作詞は椎木一男氏、補作は宮澤章二氏、作曲は奥村一氏による作品で、市民からの歌詞募集を経て誕生しました。
前橋市の歌「赤城嶺に」は、1982年に市制90周年と文化会館開館を記念して制定。作詞は和田利男、作曲は川崎祥悦。約30分に及ぶ長大な交声曲形式が特徴で、通常は短縮版が演奏される。資料により「交声曲 赤城嶺に」とも表記されます。
「豊田市民の誓いのうた」は、愛知県豊田市で2018年に制定された憲章歌。1978年採択の市民憲章「豊田市民の誓い」の条文を歌詞とし、作曲は若渚氏。市歌が未制定の豊田市において、市民の指針となる憲章を歌として表現したものである。
豊橋市の公式な歌である「豊橋市歌」は、これまでに二つの世代が存在します。現在の市歌は1956年に市制50周年を記念して制定され、作詞を辰己利郎、補作を丸山薫、作曲を古関裕而が手掛けています。初代市歌は1932年制定で、作詞作曲者は不詳です。市の歴史と共に歩んできた市歌の変遷と詳細について解説します。
大阪府豊中市によって制定された市歌「豊中市歌」。作詞・辰巳利治、作曲・須藤五郎。戦後復興期の市制10周年を記念して誕生し、現在も市役所での放送や各種式典で市民に親しまれているほか、近年新たな編曲版も公開されている。
兵庫県西宮市が1946年に制定した市歌。作詞は公募で選ばれた北村正元、作曲は山田耕筰が担当。戦後復興期に生まれ、市域拡大や社会情勢の変化を経て、現在は式典等で利用される。その制定と歴史、関連楽曲について解説します。
北海道旭川市の市歌「若いまち旭川」は、市制施行50周年を記念して1972年に制定されました。作詞は武田哲子、補作は小林孝虎、作曲は川越守です。開基100周年記念ソングとのメドレーが、北海道音楽大行進で演奏され市民に親しまれています。
千葉県船橋市が1937年4月1日、県下4番目の市として誕生したことを記念し制定されました。作詞は山本昇氏、作曲は乗松昭博氏。東京朝日新聞との共同公募で生まれ、当時の情景を今に伝える歌です。
秋田市記念市民歌は、秋田市が市制90周年を記念して1979年に制定した、5代目にあたる市民歌です。全国最多の改訂を経て生まれました。合併した旧河辺町、旧雄和町の町民歌についても解説します。
福井県内の各市町村が制定または採用している自治体歌やそれに準じる楽曲に関する解説記事です。歴史的な変遷、各自治体のユニークな取り組み、現在歌われている楽曲、そして過去に存在した市町村歌などを一覧形式で詳しく紹介します。
栃木県が1962年に制定した県民歌。岡きよし作詞、川島博作曲。県章と同時に公募され、多様な歌唱版が存在。メディア放送やスポーツイベントでの採用など、積極的な普及活動により、県民に広く知られ親しまれています。
岩手県盛岡市には、これまでに二つの「盛岡市民歌」が制定されました。本項目では、1938年制定の初代と、現在に受け継がれる1949年制定の現行市民歌の歴史、そして市に編入された旧村の村民歌について解説します。
山梨県甲府市が制定した三代目の市歌「甲府市の歌」について解説します。1966年に市制77周年を記念して制定され、歌詞は公募によって選ばれました。その歴史的経緯や現在の活用方法などに触れます。
島根県松江市が公式に定めた市歌「松江市の歌」。2005年の合併で誕生した現行市にとって初の市歌であり、旧市時代から通算すると3代目に当たります。作詞は井上久雄、作曲は湯川和幸氏が手掛けました。
愛媛県松山市が制定した公式の市歌。作詞は大野志津根、作曲は芥川也寸志。戦前にあった市歌が途絶えた後、市制90周年を機に市民から歌詞を募集し制定されました。自然や人の絆をテーマに、合併後も引き継がれ、現在ではごみ収集車でも流れ親しまれています。
明石市歌は、兵庫県明石市が1929年に制定した市歌です。詞は尾上柴舟、曲は岡野貞一が手がけ、市制10周年を記念して誕生しました。兵庫県内で最も古い市歌の一つとして知られ、市の歴史を物語る存在として現在も歌い継がれています。
八戸市の3代目市民歌「新・八戸市民の歌 〜新しい風〜」の解説。1999年の市制70周年を機に誕生し、郷土作家・左舘秀之助が作詞、音楽家・最上哲三が作曲。市民に長く歌い継がれる願いを込め、合併後も存続が決定した歴史を持つ。
埼玉県川口市が制定した「川口市民歌」は、1962年に市制30周年を記念して誕生しました。作詞はサトウハチロー、作曲は團伊玖磨によるもので、時代の変化や市の発展を映し出す歌詞と旋律が特徴です。
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