KDELibsは、KDE互換ソフトウェア開発を支援するQtベースのライブラリ群です。LGPLライセンスで提供され、コア機能、UI、アドレス帳、新機能、スペルチェック、ユーティリティなどのライブラリを含みます。DCOP、KIO、KPartsなどのフレームワークも備え、高度な機能を提供します。
KDEBaseは、Linuxデスクトップ環境KDEの基盤となる重要な要素群です。Plasmaやシステム設定、ファイル管理のDolphinなど、KDEデスクトップを構成する多様なアプリケーションが含まれます。この包括的なパッケージは、ユーザーがKDEを効果的に利用するための基礎を提供します。
KConfig XTは、KDEアプリケーションの設定を保存・取得するためのフレームワークです。XML形式の.kcfgファイルとini形式の.kcfgcファイルを使用し、kconfig_compilerでC++ソースファイルを生成します。
KColorEditは、KDE環境で利用可能なカラーパレット編集ソフトウェアです。色の選択、名前付け、パレットファイルの編集に対応し、KDEとGIMPのパレットファイルをサポート。グラフィックスパッケージに含まれ、独立した開発サイクルを持っています。
KCalcは、KDEデスクトップ環境に統合された多機能電卓アプリケーションです。標準機能に加え、科学技術計算や統計計算に対応し、ユーザーがカスタマイズ可能なボタンを備えています。高精度計算も特徴です。
KAlarmは、KDE環境で動作するGUIスケジューラアプリケーションです。指定した時間にポップアップウィンドウで通知する機能に加え、誕生日などのイベント登録、定期的なアラーム設定、テンプレート保存が可能です。
KAddressBookは、KDE環境で利用できる多機能な住所録アプリケーションです。vCard形式の入出力、DCOPによる連携、KMailやKopeteとの統合が特徴で、連絡先を効率的に管理できます。カスタマイズ可能なフィールドやフィルター検索機能も備えています。
K3bは、LinuxなどのUnix系OSで動作する、KDE環境向けのCD/DVDオーサリングソフトです。GUIでデータや音楽CDの作成、ディスク複製が可能で、上級者向けのカスタマイズ性も備えています。書き込みにはcdrtoolsなどのツールを使用します。
JuKは、KDE環境向けの多機能なオーディオプレーヤーであり、MP3、Ogg Vorbis、FLAC形式に対応しています。コレクション管理、プレイリスト作成、タグ編集など、豊富な機能を備え、音楽愛好家に最適なツールです。
GwenviewはKDEデスクトップ環境向けの画像ビューアです。シンプルながらも高速な画像閲覧が可能で、フルスクリーン表示やスライドショーにも対応。メタデータ編集やKIPIプラグインによる画像操作も備えています。
Frescobaldiは、GNU LilyPond専用のエディタで、強力かつ軽量で使いやすい環境を目指しています。クロスプラットフォーム対応で、楽譜作成を効率化する豊富な機能を提供。バロック音楽の巨匠にちなんで名付けられました。
Flakeは、KOffice 2で導入されるプログラミングライブラリです。Shapeという概念を基盤に、様々なコンテンツを柔軟に扱えるように設計されており、KOfficeの各コンポーネントでその機能が活用されます。
KDE Extragearは、KDEプロジェクトに関連するアプリケーション群です。メインのKDEディストリビューションには含まれないものの、KDEプロジェクトの一部として、翻訳やドキュメント作成の対象となっています。
Dragon Playerは、KDEデスクトップ環境向けのシンプルなメディアプレーヤーです。Codeineを改名し、開発が続けられています。Phononを利用することで、様々なマルチメディアフレームワークに対応し、幅広いフォーマットの再生が可能です。
Dolphinは、KDEデスクトップ環境で利用できる高機能ファイルマネージャです。Konquerorから独立し、ファイル管理に特化した設計がされています。ネットワーク機能、多彩な表示オプション、便利な操作機能も備えています。
Decibelは、KDEデスクトップ環境向けに開発されたコミュニケーションフレームワークです。異なる通信プロトコルを統合し、ユーザーがコンタクト情報を一元管理できるようにすることを目指しています。Telepathyプロトコルを基盤とし、KDE4のKopeteに完全対応予定です。
Cervisiaは、KDE環境で動作するCVSのグラフィカルフロントエンドです。ファイルの追加、削除、コミットといった基本操作に加え、高度な機能も備えています。視覚的な操作でCVSを扱いやすくするツールです。
Calligra Suiteは、KDEプロジェクトが開発するオープンソースのオフィススイートです。旧称KOfficeとして知られ、Linux、Windows、macOSなど多様なOSに対応。OpenDocument形式を標準採用し、包括的なオフィス機能を提供します。
Arkは、KDE環境で動作するアーカイブ管理ツールです。様々な圧縮形式に対応し、ファイルの追加や削除、編集が可能です。Konquerorとの統合により、操作性が向上します。ドラッグ&ドロップでの圧縮ファイル作成も可能です。
Akonadiは、KDE 4デスクトップ環境のPIMフレームワーク実装です。PIMデータのストレージとアクセスを一元化し、異なるアプリ間でのデータ共有や重複読み込み問題を解決します。API経由ではなく、サーバを介してデータにアクセスする点が特徴です。
Windows APIは、Microsoft Windowsのシステムコール用APIであり、特にWin32 APIは広く利用されています。この記事では、その概要、分類、グラフィックやマルチメディア、ネットワーク関連のAPI、そして歴史や互換性、批判点までを詳細に解説します。
NTTドコモが提供したパケット定額サービス「パケ・ホーダイ」シリーズの詳細な解説です。サービス開始から終了までの経緯、料金体系、特徴、注意点などを網羅的に説明します。パケ・ホーダイ、パケ・ホーダイフル、パケ・ホーダイ ダブル、パケ・ホーダイ シンプル、パケ・ホーダイ ダブル2、パケ・ホーダイ フラット、らくらくパケ・ホーダイの違いを明確に解説します。
株式会社アイビスは、愛知県名古屋市と東京都中央区に本社を構えるソフトウェア開発会社です。お絵描きアプリ「アイビスペイント」は世界中で2.7億人以上のユーザーに利用され、2021年には国内メーカーアプリのダウンロード数1位を記録しました。
Yahoo!モバイルは、Yahoo! JAPANが提供する携帯電話向けウェブサイトであり、国内外で展開されています。主要キャリアに対応したアプリやサービスを通じて、メールやメッセンジャーなどを利用可能です。SoftBank、NTTドコモ、auユーザーは専用アプリで快適なアクセスができます。
シャープが開発したWILLCOM 03 (WS020SH)は、PHS方式のスマートフォンです。W-ZERO3シリーズの後継機として、小型化や機能追加が施されました。アカデミックパックも展開され、教育機関向けに特別な割引が提供されました。
W-ZERO3は、シャープ、ウィルコム、マイクロソフトが共同開発した画期的な携帯情報端末です。PHS通信機能に加え、無線LAN、QWERTYキーボードを搭載。その革新的な機能とカスタマイズ性で、当時大きな注目を集めました。各モデルの詳細なスペックや特徴について解説します。
ソフトバンクが2010年夏までに展開したスマートフォンシリーズ「SoftBank X」について解説します。特徴、他の3G端末との違い、後継のSoftBank スマートフォンとの差異、端末一覧、そして発売中止となった機種までを網羅的にまとめました。
FOMA M702iSは、モトローラが開発したNTTドコモの携帯電話で、世界的な人気を博したMOTORAZR V3xxをベースに、薄型フォルムとドコモ仕様を融合させたモデルです。世界で活躍するベッカムを広告に起用し、話題を呼びました。iモードに対応し、日本市場に投入されましたが、その後の超薄型モデルの登場により、人気は落ち着きました。
FOMA M702iGは、モトローラが開発したNTTドコモの第三世代携帯電話です。702iシリーズの最終モデルで、国際ローミングに対応し、GSMとFOMAプラスエリアの両方に対応する唯一の端末でした。RAZR V3xをベースにしたデザインで、青色に光るボタンが特徴です。
FOMA F702iDは、富士通が開発したNTTドコモの第三世代携帯電話です。コミュニケーションデザイン研究所との共同開発で、ハイスペックな機能と美しいデザインが特徴です。おサイフケータイや指紋センサーを搭載し、使いやすさを追求したモデルです。独特な黄緑色に光るボタンも特徴的です。
EM・ONEは、イー・モバイル初の端末として2007年に登場したPDAです。シャープとマイクロソフトとの共同開発で、高速データ通信や無線LANに対応。Windows Mobileを搭載し、ワンセグ視聴も可能。後継機EM・ONE αとともに、当時のモバイル環境を牽引しました。
EMONSTER（イーモンスター）は、2008年にイー・モバイルから発売されたHTC製のスマートフォンです。Windows Mobile 6.0を搭載し、QWERTYキーボードやタッチパネルによる操作が特徴です。高速なデータ通信や多様な機能が利用できましたが、現在はサービスが終了しています。
ツリーブラウザは、ウェブページの管理にツリー構造を用いるブラウザの総称です。ウィンドウの親子関係を視覚的に把握しやすく、効率的なブラウジングを支援します。タブブラウザとは異なるUIを持ちますが、機能面では共通点も多くあります。
「ぶら。」は、zzZ氏が開発したIEコンポーネントベースの多機能タブブラウザで、「素早いブラウジング」を追求しています。特徴的なエッチなアイコンや、軽快な動作、高度なコンテンツブロック機能などが魅力です。開発は終了し、ソースコードが公開されています。
Woopie Browserは、動画ダウンロードやファイル変換に特化したタブブラウザです。IEコンポーネントを基盤とし、YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトから簡単に動画をダウンロードできます。多彩な機能を持ち、快適なウェブブラウジング体験を提供します。
WebSailingは、WSOFTが開発したIEコンポーネントベースのウェブブラウザシリーズです。2019年7月にはGL系統の開発が終了し、NX系統へ移行しました。初期バージョンはシンプルでしたが、アップデートを経て多機能化。GL系統の最終版は3.0です。
Thuliu Technologiesは、Windows向けソフトウェア開発を主とする団体です。マルチランチャーProなど、高性能かつ軽量なソフトを開発しています。独自セキュリティエンジン搭載の高速ブラウザBalloonや、ポータブル版Balloon Pなど、ユニークな製品が特徴です。
Moon Browserは、Windows 98/2000に対応したIEコンポーネント利用のタブブラウザです。開発は2000年から2003年まで行われ、タブ管理やセキュリティ設定の簡易切替、複数同時検索など、当時のブラウザで一般的な機能を備えています。開発は休止していますが、一部機能は現在でも利用可能です。
KIKIは、ogi氏が開発したツリー型IEコンポーネントブラウザで、そのシンプルさと軽快さが特徴です。ツリー表示とタブ表示を切り替え可能で、多様なカスタマイズ機能も魅力です。また、関連プロジェクトのFernieについても解説します。
CoolNovoは、中国のMaple Studioが開発したChromiumベースのウェブブラウザです。ChromePlusから名称変更され、多言語対応や独自の機能が特徴。マウスジェスチャーや広告ブロックなど、拡張機能なしで高度なブラウジングが可能です。
BugBrowserは、IEコンポーネントを利用したタブブラウザです。豊富な機能を持ち、多くのユーザーに利用されていましたが、開発環境の変化により更新が停止しています。高度なカスタマイズ性と多様な機能が特徴です。
ユニバーサルバイナリは、異なるCPUアーキテクチャ間でのソフトウェアの互換性を実現するAppleの技術です。単一のバイナリで複数の環境に対応し、ネイティブ性能を発揮します。lipoコマンドでバイナリの操作が可能です。
OS X Mountain Lionは、Appleが開発したMacintosh向けOSの9番目のバージョンです。iOSとの連携を強化し、メッセージやリマインダーなどのアプリ、通知センターなどの新機能が追加されました。64bit環境必須となり、より現代的なシステムへと進化を遂げました。
macOS High Sierraは、Appleが開発したmacOSシリーズの14番目のバージョンです。2017年にリリースされ、APFSファイルシステムの導入やH.265ビデオ圧縮のサポートなどが特徴です。セキュリティアップデートは2020年11月12日に終了しています。
Intel Macは、Appleがかつて販売していた、Intel製CPUを搭載したMac製品群です。PowerPC搭載Macの後継として登場し、Boot Campによる他OSの利用や、Core iシリーズ、Xeonプロセッサの採用など、様々な進化を遂げました。2020年以降はAppleシリコンへと移行しましたが、その歴史はMacの進化において重要な役割を果たしました。
macOSのセキュリティ機能Gatekeeperは、ダウンロードされたアプリケーションの実行前にコード署名を検証し、マルウェアの実行を防ぎます。ファイル検疫に基づき、設定、検疫、実行プロセスを持ち、ブラックリストやコード署名により安全性を確認。オーバーライドやパスのランダム化機能も備えます。
数学や情報工学で重要な概念である冪等性について解説します。ある操作を何度繰り返しても結果が変わらない性質を指し、二項演算、単項演算、環の冪等元など、様々な分野での例を挙げ、その応用についても詳しく説明します。
レイテンシとは、データ転送などの要求から結果が返送されるまでの遅延時間のことです。システム全体の性能に影響を与える重要な要素であり、音楽制作など様々な分野で問題となります。この記事では、レイテンシの概要から要因、音楽制作における具体的な影響までを解説します。
HTTPリファラは、ウェブページへのアクセス元を示すHTTPヘッダです。ウェブサイトの分析やセキュリティ対策に利用される一方、プライバシーに関わる問題も存在します。リファラの仕組みと関連技術、そしてセキュリティ上の注意点について詳しく解説します。
HTTPヘッダ・インジェクションは、HTTP通信におけるヘッダ生成の脆弱性を悪用し、不正なヘッダを挿入する攻撃です。この攻撃により、セッション固定化やクロスサイトスクリプティングなどの被害が発生する可能性があります。安全なWebアプリケーション開発のためには、適切な対策が不可欠です。
HTTPステータスコード503は、サーバーが一時的に利用不能な状態を示すエラーです。Webサイトへの過剰なアクセスやサーバーメンテナンスなどが原因で発生し、サービスの利用を妨げます。このエラーの原因と対策について詳しく解説します。
HTTP 403エラーは、Webページへのアクセスが拒否されたことを示すステータスコードです。このエラーが発生する原因と、IISサーバーにおける詳細なサブステータスコードについて解説します。
HTTPステータスコード302 Foundは、URLリダイレクトの一般的な方法です。当初「Moved Temporarily」と記述されていましたが、後に現在の名称に変更されました。Locationヘッダーで指定された新しいURLへのリダイレクトをクライアントに促します。しかし、実装の曖昧さから303や307といった追加のステータスコードが生まれました。
Basic認証は、HTTPで定義される認証方式の一つで、ユーザ名とパスワードをBase64エンコードして送信します。簡便な仕組みのため広く利用されていますが、セキュリティ上の課題も抱えています。
森チャックは、大阪府出身のイラストレーターで、2000年から「チャッX」シリーズを開始しました。キュートなキャラクターの裏に社会風刺を込めた作品が特徴で、「いたずらぐまのグル〜ミ〜」などが人気です。国内外で幅広い分野で展開しています。
株式会社ナチュラムは、アウトドア・フィッシング用品のインターネット通販大手。スクロールの完全子会社であり、かつてはJASDAQに上場。上場廃止後、スクロール傘下となり、事業再編を経て現在に至る。その変遷と事業内容を詳細に解説します。
インフォシークはかつての日米で展開されたポータルサイト。検索エンジンやニュース、辞書など多岐にわたるサービスを提供。アメリカ法人はディズニーに買収され、日本法人は楽天に買収。現在は楽天がブランドを運営。その歴史とサービス、ユニークなキャラクターについて解説します。
アランジアロンゾは、斎藤絹代と余村洋子の姉妹によるオリジナル雑貨制作ユニットです。かわいくて、ちょっとへんてこなキャラクターたちが人気で、書籍やグッズ、店舗展開をしています。独特の世界観が魅力です。
型推論は、静的型付け言語において、変数や関数の型を明示的に宣言せずとも、初期値や引数などから自動的に型を決定する機能です。これにより、コードの抽象度を高め、記述量を減らすことができますが、環境によっては型が不明瞭になることもあります。代表的なアルゴリズムや対応言語、注意点などを解説します。
ルー・モントゥリは、初期のウェブブラウザ開発に貢献した著名なプログラマーです。彼は、テキストベースのブラウザLynxの共同開発や、Netscapeブラウザにおける革新的な技術開発で知られています。Web黎明期を支えた彼の功績は、今日でも高く評価されています。
一般財団法人リビジョンは、日本の未来を担う人材育成を目的とし設立されました。特に「全国高校生未来会議」は、若者の政治参加意識を高める活動を積極的に展開。18歳選挙権実現にも貢献しました。
ダニエル・グラズマンは、1967年生まれのフランスのプログラマーです。Mozilla ComposerやNvuの開発で知られ、BlueGriffonの開発にも携わりました。2024年3月にBlueGriffonの開発終了が発表されました。
ダイアログボックスは、ユーザーとコンピュータ間の対話に用いられるGUI要素です。メッセージ表示やユーザーからの入力を促す役割を持ち、モーダルとモードレスの2種類があります。メッセージボックス、ポップアップ、アラートなどと呼ばれることもあります。
ジム・クラークは、アメリカの実業家で、3Dビジュアライゼーションとコンピュータグラフィックスの専門家。シリコングラフィックス、ネットスケープコミュニケーションズ、ヘルシオンを創業し、上場させた。また、ドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』への出資でも知られています。
Wineは、Windows APIをオープンソースで実装し、Unix系OS上でWindowsアプリケーションをネイティブに動作させることを目指すプロジェクトです。エミュレータとは異なり、互換レイヤーとして機能し、高いパフォーマンスを実現します。Windowsのライセンスは不要ですが、一部DLLを使用する場合は必要になる場合があります。
Syleraは、Geckoエンジンを基盤とするカスタマイズ性に優れたウェブブラウザです。軽快な動作と多機能性を両立し、キーボード操作や詳細な設定変更が可能です。しかし、一部設定にはテキストエディタを使用する必要があり、高度な知識が求められる側面も持ち合わせています。
Netscape Public License（NPL）は、MozillaのためにNetscapeが作成したライセンスです。NPLは、開発元に有利な非対称性を持つ点で、オープンソースコミュニティから批判を受けました。その特徴と歴史、および関連ライセンスについて解説します。
Netscapeは、Mozillaを基盤とするウェブブラウザです。Netscapeシリーズのバージョン6と7について、その歴史、機能、変遷を詳細に解説します。初期の不安定さから改善、そして開発終了までの流れを追います。日本語版の状況やセキュリティについても触れます。
IE Tabは、Firefox、ChromeなどのブラウザでInternet Explorerのレンダリングエンジンを利用可能にする拡張機能です。IEでしか動作しないサイトの閲覧を可能にし、IE Viewを原型としています。Windows環境でのみ動作し、IEの履歴やキャッシュを利用します。
Cairoは、デバイスに依存しない2Dグラフィックスライブラリで、滑らかなアンチエイリアス描画が特徴です。直線、曲線、文字など多彩な描画をサポートし、半透明やグラデーション機能も備えています。幅広いプラットフォームで利用可能で、多くのソフトウェアで採用されています。
窓の杜は、インプレスが運営するWindows向けソフトウェア紹介サイトです。厳選されたソフトの詳細な解説が特徴で、エイプリルフール企画「窓の社」も人気を博しました。その歴史、名称の由来、過去の騒動について詳しく解説します。
x64は、x86アーキテクチャを64ビットに拡張した命令セットアーキテクチャです。AMDが開発したAMD64と、インテルが採用したIntel 64があり、これらは互換性があります。x86との互換性を保ちながら、64ビットの利点を活かすことができます。詳細な仕様や歴史、アーキテクチャの特徴を解説します。
『Mr.PC』は、晋遊舎が発行するパソコン雑誌です。当初はWindows100%の増刊として創刊されましたが、後にフリーウェアに焦点を当てた月刊誌として独立。初心者向けの分かりやすい解説と、実用的なフリーソフトの付録DVDが特徴です。
自由ソフトウェア運動は、ソフトウェアの自由を重視し、利用者の権利を保護しようとする活動です。リチャード・ストールマンが提唱し、コピーレフトの普及、法律制定、ボイコットなどの手法を用いています。この運動は、技術的な優位性を基に、独占的ソフトウェアを打ち負かすことを目指しています。
自由ソフトウェアの定義は、リチャード・ストールマンによって提唱され、フリーソフトウェア財団が公開した、自由ソフトウェアを明確にするための重要な文書です。この定義は、ソフトウェアの自由な利用、共有、改変を保証する4つの自由を基盤としています。
和ジラは、もじら組が開発した独自のMozillaビルドです。日本語関連のパッチテストを目的としていましたが、日本語版Mozillaと誤解されることが多く、2006年に活動を終了しました。開発元はMozilla.orgのビルドを「洋ジラ」と呼んでいました。
エリック・レイモンドの著書『伽藍とバザール』は、オープンソースソフトウェアの開発手法を対比的に論じたエッセイです。伽藍方式とバザール方式という2つのモデルを提示し、それぞれの特徴と利点を詳細に分析しています。特にバザール方式における開発の柔軟性や効率性を強調し、オープンな開発コミュニティの重要性を説いています。本書はソフトウェア開発の現場に大きな影響を与え、オープンソースの発展を後押ししました。
ライセンス感染とは、コピーレフトライセンスを持つ著作物が、二次的著作物にもそのライセンスを適用する現象を指すスラングです。この記事では、その語源、実例、歴史、批判、相互運用性、そして法的解釈について詳しく解説します。
ライセンスの氾濫とは、ソフトウェアごとに異なるライセンスが作成されることで生じる問題を指します。互換性のないライセンスの増加は、ソフトウェアの組み合わせを困難にし、開発者の負担を増大させます。この記事では、ライセンスの氾濫の背景、互換性のあるライセンス、各団体の姿勢、ライセンス選択の指針について解説します。
ネットスケープコミュニケーションズは、黎明期のインターネットを牽引した企業です。Netscape Navigatorなどの革新的な製品を開発し、ブラウザ戦争を繰り広げましたが、その盛衰はインターネット史における重要な出来事として語り継がれています。
ソフトウェアライセンスは、ソフトウェアの利用規約を定める契約です。著作権法に基づき、利用者はライセンスに同意する必要があります。本稿では、商用・無償・自由ソフトウェアのライセンス形態と利用条件、ユーザーの権利と倫理について解説します。
オープンソースライセンスは、ソフトウェアの利用、修正、頒布を許可するライセンスの総称です。この記事では、オープンソースライセンスの基本的な概念、主要な条項、ライセンスの種類、法的側面、そして関連するライセンスについて詳細に解説します。ライセンスの選択や利用における注意点についても触れ、オープンソースソフトウェアに関わる全ての人々にとって有益な情報を提供します。
オープンソースソフトウェアの歴史を、技術、文化、運動など多角的に解説します。初期の技術共有から、自由ソフトウェア運動、オープンソースの誕生、そして企業による利用まで、その発展を詳細に追います。商標問題や企業との対立といった論争も考察し、オープンソースが現代社会に与える影響を深く掘り下げます。
オープンソースソフトウェア(OSS)は、ソースコードの公開と自由な利用・改変を認める特性から、独自のビジネスモデルが模索されています。本稿では、OSSのビジネスモデルの利点、デュアルライセンス、サービスサポート、ブランドグッズ販売、SaaS、クラウドファンディングなど、様々な手法を詳細に解説します。
オープンソースソフトウェアのセキュリティ評価は、ソフトウェアの誤用や不正アクセスに対するセキュリティレベルを測るものです。本稿では、そのメリットとデメリット、評価モデルと手法について詳細に解説します。特に、脆弱性の発見から修正までの時間や、ポアソン過程を用いた評価、モーニングスターモデルによる比較分析など、多角的な視点からセキュリティの実態を明らかにします。
オープンソースの定義は、オープンソースソフトウェアが満たすべき条件を定めたものです。再頒布の自由、ソースコードの公開、派生物の利用など、10個の要件を定義しています。これらの要件を満たすことで、ソフトウェアはオープンソースとして認められます。
Yahoo!メールは1997年にアメリカで始まった無料メールサービスで、PCやスマホで利用可能です。テキスト、HTML形式のメール送信や転送機能、迷惑メールフィルターが利用可能。有料サービスでウイルスチェックやセキュリティー強化もできます。日本ではLINEヤフーが提供し、過去にはシステム障害も発生しています。
Xiph.Org Foundationは、オープンなマルチメディア技術を推進する非営利団体です。特許に縛られない音声・動画コーデックを開発し、広く利用されることを目指しています。OggコンテナやVorbis、Theoraなど、主要なオープンフォーマットの開発を主導しています。
X Window Systemは、ビットマップディスプレイ上でウィンドウシステムを提供する表示プロトコルです。Unix系OSを中心に広く利用され、GUI環境構築の基盤となっています。ネットワーク透過性を持ち、リモート環境での利用も可能です。XはGUIの外観を規定せず、多様なデスクトップ環境を生み出してきました。
X.Org Foundationは、X Window SystemとX.Org Serverの開発を担う非営利団体です。2004年にXFree86プロジェクトから分裂して設立され、オープンな開発体制を築きました。ライセンス問題や開発プロセスの閉鎖性への不満が、設立の背景にあります。
WTFPL（Do What The Fuck You Want To Public License）は、非常に下品な名称を持つものの、パブリックドメインと同等の自由な利用を認めるライセンスです。ソフトウェアやアートワークなど、様々な作品に適用され、作者が著作権を放棄したい場合に有効な手段となります。
VideoLANは、フランス発の非営利団体で、VLCメディアプレーヤーをはじめとする様々なメディア関連ソフトウェアを開発しています。クロスプラットフォーム対応で幅広いコーデックをサポートし、世界中で利用されています。開発はオープンソースで行われ、多くの開発者が参加しています。
Tkは、クロスプラットフォーム対応のGUI開発ツールキットです。ボタンやメニューなど、一般的なデスクトップアプリケーションに必要なウィジェットを提供し、多様なOSで一貫した操作性を実現します。Tcl言語の拡張として開発され、多くの言語から利用可能です。
TiVo化とは、GPLなどのコピーレフトライセンス下で提供されるソフトウェアを、ハードウェアの制限によりユーザーが改変版を利用できないようにする行為です。リチャード・ストールマンが提唱し、GPLv3で対策が講じられました。Linuxカーネル開発者との意見の違いやGPLv3への移行問題も存在します。
The Document Foundation（TDF）は、オープンソースソフトウェア開発団体で、LibreOfficeの開発を主導しています。情報格差の解消、多言語対応、オープン標準の推進を使命とし、企業依存からの脱却を目指しています。実力主義に基づいた開かれた開発体制が特徴です。
Tclは、シンプルな文法と強力なGUIツールキットTkを組み合わせたスクリプト言語です。その誕生背景から、特徴、内部構造、拡張性、そしてTkとの連携までを詳しく解説します。組み込み用途からGUI開発まで、幅広く活用できるTcl/Tkの魅力に迫ります。
Symbian Foundationは、Symbian OSを基盤とする携帯電話向けプラットフォーム「Symbian platform」を推進するために設立された非営利団体です。2009年から2010年初頭にかけて活動し、オープンソース化を推進しましたが、運営難により短期間で解散しました。主要メンバーはノキア、ソニー・エリクソン、サムスンなどでした。
SourceForge.netは、オープンソースソフトウェア開発の中心的な役割を担うコードリポジトリです。無料のホスティングとツールを提供し、多くのプロジェクトが利用しています。中国での一時的なアクセス制限や、特定の国での利用制限など、運用上の課題も抱えています。
Software in the Public Interest, Inc.（SPI）は、オープンソースソフトウェアやハードウェアの開発を支援する非営利団体です。1997年に設立され、自由ソフトウェア活動を行う個人、法人、プロジェクトが参加できます。ニューヨークに本部を置いています。
Software Freedom Conservancy（SFC）は、自由ソフトウェアとオープンソースプロジェクトを支援する非営利団体です。法的サービス、資金調達、組織運営のサポートを提供し、プロジェクトの発展を促進します。多くのプロジェクトが会員として参加しており、開発者は安心して開発に集中できる環境が提供されています。
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